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12番線のメトロから1番線のメトロに
乗り換えようと
コンコルド駅で降りて
歩いていたら
聞こえにくいアナウンス

ヴァンセンヌ行きが○%△#£

mon chéri が
耳を澄ましてから

分かった?

とワタシに聞いてきました

ヴァンセンヌ行きで
テクニックの問題とは聞こえたから
何か問題があるんだなとは
思ったけれど…


私たちが乗りたかった
ヴァンセンヌ行きのメトロが
コンコルド駅に
止まらないとのこと

どうしようね
と言いながら
いろいろな乗り換え方法を考えて
目的地へ行こうかなと
考えているワタシに

逆のラデファンス行きに乗ればいいよ
と言うmon chéri

???

行きたい方とは逆の駅で降りて
戻ってくればいいんだよと

さすが 問題の多いメトロを
使いこなしているだけあるわ

って感心したけれど
みんな思い付くことなのかな?

他の人でワタシ達と同じような対処法を
している人は見かけなかったけれど

ラデファンス行きのホームに着くと
反対側のワタシ達が乗りたかった
ヴァンセンヌ行きのホームで
待つ人達がたくさん…

アナウンスは何度か流れ
ワタシもやっと分かったけれど
聞こえにくいし
何よりフランス語だけ

観光客の多いパリだから
せめて英語でもすればいいのに…

でもここはフランスだものね
そんなことしないか

教えてあげたくても
線路に落ちないように扉もあるから
遠いし 人が多過ぎ

駅員さんが説明しに来る気配もなく
そのホームをメトロが通過して行って
おかしいことに 何人か気付いたよう
可哀想に

ワタシ達は 一つ先の駅で降りて
またヴァンセンヌ行きに乗り換え

ヴァンセンヌ行きだから
コンコルド駅で止まらないって
ちゃんとアナウンス流しているのか
どうか

ワタシ達が ホームで待つ間
アナウンスが始まると思ったら
スリに気をつけるようにの
お決まりのアナウンス

ワタシたちがホームに居る間
コンコルド駅に止まらないという
アナウンスは流れず

私達が待つ駅に着く前に
メトロの車内では流れたのかどうか
分かりません
(普通 こういう場合
アナウンスがながれますが)

来たメトロに乗り
コンコルドが近づいてくると
遠くのドアの真ん前に立ち
降りる気満々に見える男性の姿が…

もしかして…
あの人 コンコルドで降りたいのでは?

ワタシ達が 乗り換えたりしている間に
コンコルド駅にも止まるように
なっているかも!?
なんて淡い期待をしながら
この男性を遠くから見守りました

でもコンコルド駅に入っても
スピードをゆるめる様子もなく

コンコルド駅を容赦なく通り過ぎる
ワタシ達のメトロ

あれれれれ?
とこの男性
顔を左右に ブルンブルンと動かし
遠のくホームと周りの人の顔を見比べ
ドアの上にある 1番線の路線図を確認

可哀想に

どっきりカメラで見るような
表情をして
次の駅で降りて行かれました


残念なフランスのサービス


1月末に両親が送ってくれた
荷物も行方不明のまま

もう少し頑張ってほしい
フランスのサービス


写真は随分前に
バンジャマン ビオレーに
染まったときのコンコルド駅