目覚めると
外の世界は 真っ白
寒い日が 続いている パリだけれど
もう 雪が
いくつになっても 雪を見ると
はしゃいで しまう
モンマルトルの坂で
ソリ 出来るかな
しんしんと 降り続ける 静かな朝
遠くのほうで かすかに聞こえる クラクション
こんな朝は ワッフルを 焼いて
家中に あまいにおいが 広がったら
メープルシロップを たっぷりかけて
ゆっくり 流れる
Mon cheri との 朝食の時間
雪は天から送られた手紙である
中谷宇吉郎さんの こんなことばを
ぼんやり 思いながら
今日も 素敵な日になるね きっと