功徳とは何ぞや② | 内から見る創価学会

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活動停止した創価学会の会員です。
今の組織に対する私の思いを書き記します。
詳しくはプロフィールをご覧下さい。

連投連投ですみません

 

長年の鬱憤といいましょうか

頭の中にいろんなワードが湯水のように出てきて、自分でもちょっと驚いているくらいです

 

でも、おかげ様でここに記すことで、自分の精神状態は雪解けのように軽ーくなっていくのがわかります

 

一通り吐き出したら少しお休みするつもりです

 

私の身勝手で拙い文章を読んでくださっている皆さん

ありがとうございます

 

 

 

 

さて、話は少し変わるが昔は「病人と貧乏人の集まり」と言われた創価学会だが、高度成長期を経て、時代と共に少しずつ変化を遂げてきた

 

芸能人や学識者、スポーツ選手など多くの著名人に学会員がいることも事実だ

 

 

しかしながら、外国のように一定の宗教観を持っていることが良しとされない日本の社会において常に「宗教」を求める人は、現実的に生活上の悩みを持つ人が多い

 

 

現場にいて一番感じるのは、結局その悩みは「病気」であり「経済苦」なのだ

 

その一方で、今の世間の現状のように学会員にも格差が生まれている

 

 

 

私の地区は大きな沿線近くの住宅街にあり、高級住宅、マンション、単身アパートなどが混在する

 

地区の学会員の統監の95%の方がアパートか築30年超のビル住まいだ

 

一戸建てに住んでいるのは私を入れて4世帯しかない

 

戸建てがいいとか悪いの話ではない

 

ただ明らかに生活に困窮されている方が多いのだ

 

 

 

最近、地元大手企業に勤務される壮年部家族が地区内の最新の分譲マンションに引っ越しされてきた

 

ご挨拶に伺ったが、ご夫婦と小学生の娘さんをもつ感じのいい若いご夫婦だ

 

ぜひ、私の後任にと勝手に期待を寄せる(本音は明日からでも…だけど笑)

 

 

その一方で、平均年齢は65歳を超える壮年女性部の皆様は、家庭訪問で見る限りほとんどがどちらかと言えば質素な生活をされている・・・と同時に、病気で通院または闘病中の方が本当に多い

 

 

これは世間一般もそうなのかもしれないが、1つの信仰を共にする組織の中で、この現状を目の当たりにしていると、つくづくこの信心を続けてこられた皆さんは、いわゆる創価で言うところの「功徳」を感じてらっしゃるのかと疑問を抱く

 

 

つまり幸福なのかということだ

 

 

人の「幸福度」なんてその本人が感じるもので、他人の私がそれを量るのも余計なお世話かもしれないが、この信心を真面目に長いこと頑張ってこられて、もしそれがないとすれば、

 

この信仰は間違っていることになる

 

 

この信仰の究極の目的は「広宣流布」と「世界安穏」である

これは日々の勤行の中で会員全員がご祈念していること

 

そしてその前提には個人の幸福が成り立っていなければならない

 

 

家庭訪問をしてお話を聞いても、皆さんの口からあまり幸せな言葉を聞くことはない

 

 

私はこの信心を始め、地区部長の役職をいただいた時に、この地区の皆さんが信心で確信をつかみ、一人ももれなく幸福を感じてもらえるようにと決意した

 

そしてそれが役職をもった人間の使命だとも思っていたし、そう指導も受けた

 

 

ところがどうだ!

 

 

地区部長になって10年余り

 

会員の皆さんの現状はどうなのだ?

 

 

昨年は壮年お二人が癌で他界された

 

その前の年は若い男子部が不慮の事故で亡くなった


そのたびに落ち込んだ

 

毎回、選挙ではバリバリとF活されるKさんは失業中

 

明るく元気な男子部のA君は「うつ」で休職中

 

 

 

10年前と何ら変わっていないのではないか?

 

 

そんな中、ある幹部に受けた指導を思い出した

 

「その地区に起こっていることは、みんなそこにいる

長(私)の宿業だよ」

 

まるですべて私の責任だとばかり吐き捨てたあの幹部の顔は忘れない

 

しかしその一方で、「まだ私の信心が足りないのか」

 

そう自分を責めた時もあった・・・

 

 

 

 

今の組織はそうした会員の一人一人に手を差し伸べたり、

光をあてることはすべて現場任せだ

 

どんなに忙しくとも家庭訪問を続けてきた自負はある

 

別に欲しくもないが労いの言葉などかかったためしがない

 

逆に組織が欲しいのは「結果」だ

 

今のように、選挙が迫った時や、財務の期間だけは幹部自ら

目の色変えて状況を聞きに来るのに…

 

 

そして今日も「この法戦で勝利と自身の功徳を勝ち取りましょう!」

 

を合言葉に日曜日の朝を迎える

 

 

つづく

 

功徳とは何ぞや②