山根君のヴァイオリン・リサイタルに行ってきました😊

京都コンサートホール。大ホールは以前、山根君と京響の公演で、行った事は有りました。小ホール アンサンブルホールムラタは、初めてでした。小ぢんまりしていて、演奏者と距離が近く、聴きやすくて音響の良いホールでした。

プログラムは、

シュニトケ:古い様式による組曲

ベートーベン:ヴァイオリン・ソナタ第5番

フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調

ストラヴィンスキー:イタリア組曲

アンコール曲  シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番イ短調

今回は、何にも予習していかなかったので、ベートーベンの「春」以外は初めて聴きました。


シュニトケの曲は、バロックぽくて一部バッハぽいとこも有って、その時代に書かれた曲かな?と思ったら、現代の作曲家さんが古い様式で、作っていたのでした。
山根君は、超絶技巧のイメージが有りますが、こういう静かな感じのキレイな曲も似合うねんなぁと思いました。

ベートーベンの春は、お馴染みの曲ですが、山根君が弾くと美しいメロディが、より美しく感じます。

フランクのヴァイオリン・ソナタもキレイな曲。第4楽章のカノン風な感じで、華やかなフィナーレでした。

ストラヴィンスキーのイタリア組曲もキレイな曲でした。
ストラヴィンスキーのイメージは、「春の祭典」「火の鳥」だったので、最初ストラヴィンスキーぽくないと思ったけど、一部、やっぱストラヴィンスキーやわ、てとこも有る曲でした。

アンコールのシューベルトの曲は、優しい感じの曲でした。

今回のプログラムは、あえて超絶技巧ではなく、しっとり聴かせるような曲を選んだのかなぁ。ドイツでのお勉強が、いかされた選曲なのでしょう。

山根一仁さんのヴァイオリン・リサイタル
2月24日(月)東京の浜離宮朝日ホールで、14時から有ります。山根君の美しいヴァイオリンの調べが聴けますので、皆さま是非聴きに行って下さいませ☺️