3/16 中山8R ペガサスジャンプステークス | ボンボンマンのブログ

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障害を中心に馬券購入。基本は全レースの全馬をチェックして、減点方式で予想するスタイル。熊沢騎手の騎乗馬は、長所に重点を置いているので、贔屓目になることはご了承下さい。特注馬は6番人気以下を推奨して、5番人気以上を1頭でも無印することを目標とする。

推定タイム (芝)3,350m 【良】3.44.0  馬券勝負ランク5段階中 3⃣

 

◎ ①ザメイダン
前脚をしっかり上げるフォームは現役トップクラスの飛越巧者と評価していたが、特別戦や重賞レベルでは終いの甘さが高い壁となっていた。前走は鞍上の好判断で大逃げの展開に持ち込んだが、勝ち馬の脚力が一枚上手だった。最内枠を引いて今回もハナを主張するはずだが、引き付けるより引き離し気味に直線に入ってくるのが理想。

○ ⑥グレートバローズ
襷コースの経験は豊富だが、中山が未経験なのは減点材料。馬体重は490kg台はいまいちの成績で少しでも減らして出走した方が良いかも知れないが、日曜追いから早めに輸送して、木曜にスクーリングを行っている。集中力の持続性に課題があって、そこがクリア出来れば上位争い出来る能力はある。本命視されていたセブンデイズの回避で混戦模様と化したなら押さえるべき馬。

△ ⑫サンデイビス
典型的な叩き良化型で使われる毎に行きっぷりが良化していて、前走は手応えにも余裕があって、馬場を考慮すれば時計も上々で完勝だった。中山未経験で主戦が休業中で乗り替わりとなるが、セブンデイズとは違って鞍上が障害未勝利は大きな減点材料。裏を返せば人気は実力以上に落ちることが想定されるが、メモリーズオブユーを基準にすれば新春JS組との実力差は甲乙つけがたく、馬券的に狙わない手はない。あとは大外枠を鞍上がどう乗りこなすか次第。

△ ③アサクサゲンキ
前走は押し出される形でハナを切って行ったが、前半は鞍上との呼吸が合っていない感じだった。襷を過ぎてリズムを掴んでいたが、勝負所から突かれて苦しい展開になってしまった。馬場の悪い所を通ったこともあるが、着順ほど離されてはおらず、評価を一気に下げる必要性は無さそう。

× ②ビレッジイーグル
同レース2連覇中で中山の前哨戦を叩いて本番に挑むのは恒例のパターン。平地での勝ち星や見せ場のあった前走の走りから、年齢を重ねて着実に力を付けてきた。以前からダッシュ力が鈍い所はあったが、前走はゲートも失敗してしまった。前走と比較するとメンバーは当然落ちるが、それでも重賞レベルが集結しただけにスムーズな競馬が理想。

× ⑨ナリノモンターニュ
昇級緒戦はいきなりの重賞挑戦で跳ね返されてしまったが、一般戦に戻ってからはすぐに答えを出してくれた。飛越も上達して平地力もあるだけに軽視は禁物だが、中山未経験と相手強化でスヴァルナとは大きく離されただけに強くは推せない


× ⑩ロスコフ
前走は好スタートから内枠有利のコース設定を生かしてロスなく進められていた。飛越安定で平地力もあるだけにオープンでも通用するが、キャリアが浅くてバンケットの経験がないのは気掛かり。ここでも結果を残せれば年齢的にも若く、飛躍する年になるかも知れない試金石の1戦。



無 ④ポルタフォリオ
オープンでも大崩れが少なく、重賞で3着の実績がある様に成績は見劣らないが、重賞に関してはレースレベルは低かったと言わざるを得ない。暑さに弱いタイプで間隔を空けられたが、陣営の目論見とは始動が遅れた感があって、最低でも年明けの小倉は使いたかったのではないか。

無 ⑤デストロイ
昇級後は頭打ちの状態で前走も最後方からレース中盤で追走に苦労していた。年齢的にも上積みは期待出来ず、馬券対象外の評価もやむなし。

無 ⑦ギガバッケン
気性的に少しアテに出来ない所があって、福島以外は全て着外で典型的な福島巧者。距離短縮と主戦が戻って来たのは加点材料だが、それを加味しても年齢的にも上積みは期待出来ない。

無 ⑧ヴィアメント
緒戦は3~4角の捲る脚が抜群でさすが平地オープン馬の脚力で昇級しても即通用すると期待をしていたが、飛越にバラ付きがあって安定感を欠いていて苦労している。緒戦の相手から勝ち馬はルヴェルディのみでレベルも水準以下だったのかも知れないが、経験を積み重ねる段階で通用するようにはなるはず。

無 ⑪ファジュル
昇級緒戦は後方のまま終わっており、前走も特に強調する材料も無く、未勝利は恵まれた感が否めないだけに特別戦となると厳しいと言わざるを得ない。馬券を狙えるようになるにはもっと経験を積む必要が有りそう。

 

(コース概要)

スタートはスタンド前で最初は水濠(第1障害)からとなり、①-②-③-④-⑤-①-②-③-⑧-⑨-⑩の計11か所の障害を飛越する。中山グランドジャンプの前哨戦と位置付けられており、2周目の第3号障害を跳び終えてバンケットを下ると、外回りの芝コースに出て、第8~10号障害は置き障害となる。

 

(傾向)

過去のペガサスJS(2001年~2023年)中山(芝)3,350mの枠順の傾向は

1枠(3,1,2,16) 勝率 13.6% 連対率 18.2% 3着内率 27.3%
2枠(1,3,6,11) 勝率 4.8% 連対率 19.0% 
3着内率 47.6%
3枠(3,2,4,22) 勝率 9.7% 連対率 16.1% 3着内率 29.0%
4枠(5,1,1,28) 勝率 14.3% 連対率 17.1% 3着内率 20.0%
5枠(6,3,3,27) 
勝率 15.4% 連対率 23.1% 3着内率 30.8%
6枠(1,3,1,35) 勝率 2.5% 
連対率 10.0% 3着内率 12.5%
7枠(2,4,1,33) 勝率 5.0% 連対率 15.0% 3着内率 17.5%
8枠(1,5,4,31) 
勝率 2.4% 連対率 14.6% 3着内率 24.4%

スタンド前からのスタートとなり、直線も長く距離はあるだけに、各馬はリズムを掴んで1角に入る時間がある。特に優劣は無さそうだが、6~8枠の数値は芳しくなく、出走頭数の比率からも内枠有利の傾向が表れている。

 

 

 

【混戦模様】[Mペース] 逃げ①、好位③⑦、中団②④⑥⑨⑩⑫、後方⑧⑪、最後方⑤

先手は①で好位から③⑦と想定するが、②も1角までには2番手までには押し上げてくるはず。展開は平均よりやや速めと予想するが、①を誰が捕まえに行くかが最大のカギになりそう。

 

【ポイント】

本命を予定していたセブンデイズが想定の段階で回避濃厚となり、評価を少し上げようとおもっていたスヴァルナも出走せず、混沌としたメンバー構成となってしまった。1番人気は3連覇を目指すビレッジイーグルと想定するが、同馬はダッシュ力が鈍く、行き脚が付くまで1Fくらい欲しいタイプ。内枠に入ったのは良かったが、両隣がテンに速いタイプでビレッジイーグルには厄介な存在。ザメイダンを追い掛けることはしないと思うが、2番手にポジションを上げて行くにも脚を使いそうな枠順になってしまったので、1角の入り方がポイントになりそう。

 

 

【人気薄の穴馬】 ⑥グレートバローズ

【危険な人気馬】 該当馬なし

 

 

3連複フォーメーション ①⑥-①⑥③⑫-①⑥③⑫②⑨⑩ 計19点

3連単フォーメーション ①⑥-①⑥③⑫-①⑥③⑫②⑨⑩ 計30点