Calculated Riskという経済問題のサイトがありますが、
インパクトのあるグラフをこれまで何回も発表しておりますが、
今回の2つ目のグラフは、特に超インパクトがあるグラフです。
http://3.bp.blogspot.com/_pMscxxELHEg/SqEKrmmR3lI/AAAAAAAAGSY/whm_YJvgk9o/s1600-h/EmploymentRecessionAug2009.jpg
縦軸が雇用喪失率で横軸が時間軸で単位は月です。
今回のリセッションは赤の線で開始は2007年12月で、20ヶ月(2009年8月)一貫して雇用喪失率は拡大しております。
それは戦後何回かあったリセッションで、今回のリセッションのみ際だった違いが見て取れるのです。
通常のリセッションでは、明らかな底をうってからはV字回復しており、それに引き替え今回のリセッション開始後一貫して雇用喪失率が上昇しており、回復の兆しがリセッション開始後20ヶ月たっても見られない異常さです。
これまでの何回かのリセッションでは、20ヶ月以内で回復したものも多いですが、今回は20ヶ月たっても下げ止まりません。
このグラフを見ると、現在の経済状況は恐慌といっても差し支えないように思います。
Employment Report: 216K Jobs Lost, 9.7% Unemployment Rate
http://www.calculatedriskblog.com/2009/09/employment-report-216k-jobs-lost-97.html