いよいよ明日12月17日自由が丘にマジドゥショコラがグランドオープンします。
オープンに先駆け開催されたプレオープンイベントにマジドゥショコラさんからご招待いただき、2週にわたりオープン準備中の店舗にお邪魔させていただきました。(前回訪問記事はこちら)
今回も前回に引き続き松室シェフからカカオについてさらにいろいろ伺ったのですが、今回はテンパリングについて詳しくお話を伺いました。
ツヤツヤなボンボンショコラ、このツヤってどうしてできてると思いますか?
ツヤをだすためになにか塗ってるとかそういうことじゃなくて、チョコレートのテンパリングでこんなにもきれいなツヤができるんです。
そこでテンパリングをしたチョコレートとそうでないチョコレートの違いを鉄板にテンパリングしたチョコレートとそうでないチョコレートを流して固めたもので見せていただきました。素人目でも明らかですよね。
テンパリングができていない部分はチョコレートが白くなってしまうブルームという現象がおきてしまっています。このブルームには脂が浮いてきて発生するファットブルームと砂糖が浮き上がってきて発生するシュガーブルームという2種類があります。
いずれにしてもブルームが発生してしまったチョコレートは断面もこんな感じで、食べてもモサモサな感じ。
でもしっかりテンパリングができていれば、断面もこんなにきれいで、味はなめらかで比較にならない美味しさです。
テンパリングの大切さを学んだうえで、前回皮むきをお手伝いしたカカオ、石臼で攪拌するところまで立会いました(⇒前回記事参照)
あれから一週間、石臼で攪拌し続けた結果、こんなになめらかなチョコレートになっています!
スプーンにのせたところを比較してみると、一週間前のものは、見た目からもザラザラな感じがわかりますが
1週間攪拌したあとのものは、なめてみても前回のザラザラな感じとは比べ物にならないくらいなめらかなこのまま飲み干したい!って思うくらい美味しいチョコレートです。
これをテンパリングしたのち、ビーントゥーバー、型に流して板チョコを作りました。カカオの旨みをしっかり味わうにはトッピングなしがいいのでしょうが、いろいろご用意いただいたのでモリモリにたっぷりのせることに・・・
乗せ方も、のせるものも個性がでますね、わたしが作ったのは一番手前のです、楽しかった(^┰^;)ゞ。
こんなモリモリなチョコレートは店舗では販売されません。欲しい方はリクエストしてみてください!マンディアンみたいのなら商品化されるかな?
カカオを豆から仕入れて、自由が丘の店舗で焙煎から皮むき、いわゆるBean to bar (ビーントゥーバー)で作られるチョコレートやチョコスイーツを楽しめるチョコレート専門店マジドゥショコラはいよいよ明日12月17日、自由が丘にがグランドオープンです。
イートインも併設です!
【店舗詳細】
マジドゥショコラ
オープン日:2016年12月17日(土)
住所:東京都世田谷区奥沢6-33-14
営業時間:10:00〜19:00(カフェL.O 17:30)
定休日:火曜日
TEL:03-6809-8366