ドイツ・ロマンティック街道シリーズ最終回です
ユネスコ世界文化遺産に登録されてるヴィース教会
実際ここはロマンティック街道からはちょっとはずれたところにあるんです
広い草原の中にポツンとたたずむ白い教会
周りの草原には牛が放牧されてて、カウベルの音がのどかな感じです
そんなのどかな草原に建つ教会、外観は↑写真をご覧いただいても
たぶんどーってことないふつうのな感じの外観ですが、中に入るとロココ調の
芸術的な礼拝堂で、これが世界遺産に登録された理由みたいです
天井も素晴らしいの
この神殿に奉られてるイエス象
このイエス象が作られたのは1730年、鞭を打たれる姿があまりにリアルに
出来すぎてしまっていて、とても痛々しい姿が公開するには悲惨すぎると
屋根裏にしまい込まれていたしまいました
月日がすぎて1738年、屋根裏の掃除を命じられた農婦マリア・ロリーさんが
このイエス象を発見、イエス様をこんなところにしまい込んでおくなんてダメ!
とイエス象を譲り受け、毎日参拝していると、ある日、このイエス象が涙を
流すという奇跡が起きたんです
この「奇跡の涙」の噂は広まり、最初小さな礼拝堂が作られましたが、そこで
は入りきらないほどの人が巡礼に来るようになったので1746年に今の
ヴィース教会の建築が始まったそうです
パイプオルガンも素敵でしょ!
ちなみに南ドイツと北ドイツでパイプオルガンって作られてる素材が違うらしく
その関係で音色が違うんですって!ここヴィース教会は南ドイツ、北ドイツより
柔らかい音色がするらしいのだけど、聞くことが出来なかったので残念でした
ロマンティック街道をめぐる旅もこのあとミュンヘンに到着して終了
ミュンヘン観光とグルメ記に続きます
→これまでのドイツ旅行記はテーマ「ドイツ 」と「ドイツグルメ 」からご覧ください