プラハ城 聖ヴィート大聖堂 | 今日のお弁当

今日のお弁当

「今日のお弁当」はなにかな?とふたを開けるときのドキドキワクワクするような甘ーい話題を
スイーツコンシェルジュでJr野菜ソムリエのホアリーが発信しています

第2の中庭から門をくぐって第3の中庭に入ると目の前に

ド迫力の威圧感を放つ大聖堂が登場。


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この大聖堂はもともと930年に造られたそうですが、14世紀の

カレル4世時代に現在見られるような堂々とした建物への改築が

はじめられ、最終的な完成は20世紀に入った頃だったとか。


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中に入ると奥行きは124mあり、壁面には19世紀末から20世紀にかけて

作られた見事なステンドグラスが並んでいます。


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この中には日本でも著名なチェコの画家ミュシャのステンドグラスもあります。

向かって左側の左から3番目のステンドグラスがそれです。


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他にも素敵なステンドグラスがたくさんで、これは撮ってきた写真の一部です。


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奥にはプラハに伝わる偉人ヤン・ネポムツキーの銀で出来た墓碑があります。


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ヤン・ネポムツキーが聖人となったのはこんな言い伝えがあります。


「国王ヴァーツラフ4世が王妃の不貞を疑ったとき、王妃の聴聞師だった僧侶

ネポムツキーは、どんなに脅されても王妃の告解の内容を

明かそうとしなかった。そこで怒った暴君は、この善良な僧侶をカレル橋から

突き落として殺したのだ。何という悪い王だろうか。

この志操高き立派な僧侶は、聖人と呼ばれるにふさわしい…」


カレル橋で、またヤン・ネポムツキーが登場するので覚えておいてね!


この大聖堂だけでこのネポムツキーの墓碑をはじめ、礼拝堂など、みどころが

本当にたくさんあります。地下にはカレル4世をはじめとして代々の王の墓が

納められてます。またこの部屋も礼拝堂なんですが、この奥に財宝庫があり

そこは『7つの鍵』で閉められていて、その鍵はチェコの政治家、プラハ市長、

カトリック教会の代表者などに代々受け継がれ管理されてるそうです。


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その財宝庫にはダイヤやサファイヤ、ルビーなど宝石が96個と天然真珠20個

で装飾をほどこした、戴冠式に使う王冠などが収納されてるそうで、5年に1回

一般公開されるんですって。う~んいつか見てみたい!



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私達は時間がなかったので、登りませんでしたが、聖ヴィート大聖堂の塔は

登れるようで、登ると眺めは素晴らしいと思いますよ!