初代ICD、最後のチェック | ブルガダ症候群ICD夫とIgA腎症妻のバイク好き生活

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突然の心室細動、ブルガダ症候群の診断。ICD植込み手術。
健康、家族、仕事、そしてバイク……病気と生活のバランスに悩みながら、良い感じに落ち着いてきました。
……と思ったら、今度は妻のIgA腎症が発覚。
まだまだ悩みは尽きません。

ここのところ妻の話ばかりでしたが、今日は自分のブルガダ症候群の話です。

 

ICD交換手術前、最終診察日

ICDのバッテリー残量が残りわずかとなり、始めての交換手術日が確定しました。

今回は、定期的な診察日ではなく、その事前の検査となります。

メニューは、

  • 採血
  • 心電図
  • 胸部レントゲン
  • 心エコー(心臓超音波検査)
  • ICDチェック
  • 診察

という感じ。

午後から検査スタートしたのですが、終わったのは夕方。どうしても待ち時間がありますから。

疲れました……

 

採血の結果が良くなかったです。

「水分取って無かったんじゃないですか?」

と聞かれ、「あー!!」と心当たりが。

実は、妻の退院日と重なってしまって、午前中は妻の送迎でバタバタしていて、水分全然取って無かったんです。

 

それ以外は、特に問題なく、予定通り手術に臨める状態でした。

 

バッテリー残量推移

ICDチェックは、今回が最後になると思います。

現時点で、ERIの容量残存は4%です。

久しぶりにバッテリー残量をグラフにプロットしてみました。

(本当のバッテリー容量ではなく、交換時期を知らせる数字らしいですが)

 

2012年に植え込んで、今は2023年。

作動は、2014年と2015年に1回ずつの計2回でした。

作動回数が少ないこと、ペーシングを行ってないこと等で、長く持った方なのではないかと思います。

 

2回目の作動後に、服薬が始まったのでICDチェックは3ヶ月に一度となり、グラフの点の間隔が密になりました。

新型コロナウイルスが始まってから少し間隔が乱れてますね。

 

こうやって振り返ると、面白いです。

いま生きているのはICDと医療機関の皆さん、妻のおかげと改めて思わされます。

 

ICD交換手術の説明

軽く手術の説明を受けました。

初回と違って、体への負担は比較的少ないのかなという印象です。


10年前は、ICD植え込み後、動作チェックの為に全身麻酔をしたのですよね。

これが、今は信頼性が上がったという事でやらなくなったと。

 

術後の生活も、法的な運転禁止期間は1週間で済むようになり、ICDのリード線外れのリスクも初回より低いと伺いました。

傷の痛みはあると思うのですが、生活上の制約事項が少なくなるのはだいぶ助かります。

 

それと、自分が入院する時期には、病院側の新型コロナウイルス対応が緩和されるようです。

入院患者全員のPCR検査をやめる、家族の面会制限を緩めるとかなんとか。

病院もアフターコロナにシフト中みたいです。


あとは、入院に必要なものをそろえて、手術日まで体調を整えるだけ。


妻が退院したばかり。

ステロイドパルス療法の副作用で苦しんでる状態が続いてまして、そちらがすごく心配なのですが、家族の協力で乗り切っていきます。