年甲斐もなく…とはどういうことか。
いい歳して…とか言われることがあるが…
「いい歳して、くだらないことで怒るな」とか「いい歳してくだらないことで泣くな」とか「いい歳して、ワガママ言わないで」とか…
いい歳してると怒ったり泣いたりワガママ言ったりできないなんて。。。歳はとりたくないものだ。
そもそも、いい歳とは何歳のことなのか?
成人したらいい歳なのか?
それとも、成人を往復したら?100歳にあと半分を過ぎたら?還暦になったら?喜寿になったら?
だいたい怒ったり泣いたり、ワガママ言ったりすることに年齢制限なんてあって良いものではない。許容範囲かどうかは場合によるものであって、年齢によるものではない。と思いたい。
だって、今年還暦になった人は初めて還暦になったのであって。誰だって初めてその歳を過ごしているのだから、それがどんな歳であるべきなのかわかっていないのに。正解を学ぶ機会もないままいきなり「いい歳して…」とは無礼な話だ。
そんなわけで、若い人も年寄りも。何歳の相手に対しても相手の感情の起伏や言葉の背景をちゃんと理解しようとする優しさと余裕が必要だ。寛容であることは、知性の現れ。
「いい歳して…」なんて便利な言葉に擦り寄ってはいけない。その意識こそが、良い歳の取り方に必要なものではないか…
だがしかし。もうすぐ53歳になろうという中年が、お腹パンパンになるまでインドカレーをむさぼってはいけない…明日の朝が心配だ😰