「障害者支援員もやもや日記」読了。
kindleで購入。
精神障害者や知的障害者のグループホーム職員のリポート。
知的の話が多いけど、統合失調症の人も出てくる。
障害者雇用の話も少しあって参考になった。
これから精神のグループホームで働きたい人には必須の本。
僕は昔にB型の作業所で働いていた。
その事業所は、本当は別の場所に出来る予定が流れたことがあったらしい。
なんでも大家さんに拒否られたとか言ってた。
察するに、所謂福祉施設の建設をしようとすると、反対もあるんだと思う。
墓地と一緒で、地価が下がるんじゃないかな。
あと、障害者の人が周囲を徘徊したり、住宅に侵入したりするから。
まあ反対するよね。
精神病院のことも書いてあった。イタリアには、精神病院がないと聞いたことがあるけど、日本も同じようにできないのだろうか。
障害者雇用においても、定着して活躍している障害者の記事はよく見かけるけど、確かにロールモデルとして記事にすることは有効だ。
しかし、仕事が続かなかった人、そもそも働けてない人にこそ光を当ててほしい。だってそういう人のほうが数が多いのだから。情報量のバランスから言っても、そういう人たちの声こそが多く広まるべきではないか。
自分も、就労してから、もう4年と9ヶ月になる。
最近は、めっきり福祉というものに興味がなくなり、自分が障害者であるという事実も忘れ、一般人になったかのような気でいる。
この本を読んで、どこか懐かしい気がした。元々、自分はそういう世界から来た。かつて歩んでいた道だ。
読み終えて本を閉じると同時に、自分の記憶も心の本の中に閉じた。
人生の節目で、たまに読み返そうと思う。