12kmランから帰宅。
今日は元々、就労移行支援で働く日だったのですが、ある事を理由に休ませてもらいました。
そのある事とは、楽器を演奏する音楽会のことです。
楽器とは「二胡」です。
僕もほとんど知らないのですが、中国の伝統的な楽器で三味線の小さいやつみたいで弦が二本しかありません。
今日の演目は、中国から来日して長らく日本で活動されている女性演者の方が、ピアノの伴奏で二胡を弾くというものです。
僕はいい歳ですが、クラシックとか楽器を奏でる音楽会を見たことがありませんでした。だから今日の日をずっと楽しみにしていました。
開演の20分前には会場に着き、指定席に座って準備万端で演奏を待ちます。
開演時間。二胡奏者の方のピアニストの方が舞台の袖から姿を表しました。二人共女性で、歳が近そうです。30台半ばくらいかな。二胡奏者の方はとても可愛い人でした。
セットリストは10曲で、一曲ごとにトークを挟んで聴衆を楽しませてくてました。二胡の近くにはマイクがセットされており、音を拾ってスピーカーで増幅していました。二胡はバイオリンと比べて音量が小さいので、大きめな会場ではこうするしかないのですが、僕は生音らしさが薄れるぶん物足りなさを感じました。正直なところ。
演奏を聴いていて思ったのは、二胡の音がとても成熟しているということです。音に歴史を感じます。これに比べれば、バイオリンやビオラの音は何だ子供っぽく感じてしまいます。
あと、二胡奏者の方はとても可愛い人なので、音楽とは耳で聴くだけではなく、同時に目で楽しむ芸術なのだということがわかりました。衣装も中国風ですし、ピアニストの方もイブニングドレス?のようなものを着ている。音楽会の要素は音楽だけではない。演者の容姿や衣装も重要らしい。
僕はピアニストの手に注目しました。鍵盤を叩く指運び自体が演技を見ているようでした。音を奏でるだけじゃい。指も表現している。
そういった細かい部分までわかることがなぜできるかと言うと、僕は席の最前列の中央で見ていたからです。早めにチケットを取り最高の席を指定することができました。え?さぞかし高額だったろうって?とんでもない。この音楽会は地域の文化センターの主催で、800円で見られました。こんな破格で素晴らしい音楽が堪能できてバチが当たりそうですね。
二胡の成熟した音に比べると、西洋のバイオリンなどは子供っぽく思えきます。二胡は音に伝統を感じるのです。深さを感じるのです。不思議なことに、僕は聴いているうちに自分がだんだん中国人になたような気がしてきました。着ている服も人民服なような気がしてきました。すっかり中国に染まっていました。もう生まれも大連ということでいいです。
全ての演奏が終了して、演者が舞台から立ち去っても拍手が鳴り止みません。じきに手拍子になりました。これは僕でも知っていました。「これがカーテンコールというやつか」と理解して僕も客席の皆と一緒に手拍子。
すぐに舞台袖から演者が現れてアンコールです。こういうのはお約束ですね!
今日は楽しかったです。夢を見させてもらいました。また機会があれば、音楽会に出かけて見ます。
音楽は国境を越える世界の共通語。それがよくわかりました。なにより二胡の奏でる音で中国のことがよくわかった気がして、それが良かったと思います。本を読むより音を聴けですね。
さて、明日と明後日は移行支援に行かなきゃ。オンとオフのメリハリがついてきた。がんばるぞー。
今日は満ち足りた気分だったなあ。
さて、もう全部書いた。
おわり。