《前回まで》
語学学校が始まり1ヶ月ちょっと。
モロッコ人の先生からイラン人の先生に代わり、ゆるい授業からきっちりとした授業に。
それはいいけど、辞書も使えない、分からないことを説明するのに英語も使えない状況は厳しすぎる。
ということで先生に話をしてみると『わかったわ!』とのこと。。。
↓↓↓↓↓
よかったね〜
と言いつつ授業が始まりました。
そこで先生、
『今日2人から質問されたんだけど、スマホで各自勉強するのにオススメのサイトがあるから紹介するわね!!』
?????
先生全然分かってなかった!!
たぶん、
『スマホの辞書を勉強するのに使いたい』
↓
『スマホで勉強する方法を知りたい』
って勘違いしたようです😭
朝先生に話したことを知っているボリビア人と2人でダメだったね〜と苦笑😅
タイ人の子は???状態。
そんな感じで私たちのお願いは理解して貰えなかったのですが、私たち授業態度がいい組は、段々と先生も理解してくださり、スマホで多少調べたりしていても特に注意を受けることはなくなっていきました。
そして迎えた中間テスト。
そう、OFIIの学校ですが、与えられた時間数の半分の時点で中間テストがあります。
一応、OFIIの契約書上には、そこでテストをクリアできたら終了となっています。
これはまずい
せっかく400時間貰えたのに、半分しか通えないなんて!
このテストを受ける時点で、筆記はたぶんクリアできてしまうくらいになってきた私。
オーラルはまだまだなところもあるけど、クリアできるくらいのレベルはあると思う。。。
ということで、先生に聞いてみました!
『もしテストの結果が良くてもクラスに残れますか?』
↓
『どんな結果でも全員継続だよ』
心配しなくて良かったので、全力で受けてきました
結果は筆記満点、オーラル9割くらいOK
(あくまで最低レベルのA1ですからね実際本当にまだまだです)
他の地域(イル・ド・フランス外)で受けていた人たちは、この時点で終わってしまった人もいるようなので、続けられるのはラッキーでした
そもそも地域により予算も違うのか、400時間以上は基本やってないって言われた、とかも。
(同じ学校には600時間のクラスもありました)
そんな感じで400時間も後半に入っていきます。
このイラン人の先生は時間にも厳しく、遅れてくる人たちには注意していましたし、フランス語だけを話すようずっと言い続けていました。
クラスの7割は難民。
数人を除き、その半数以上があまりやる気のない人たち。
なぜなら。
難民の人たちは、政府関係が用意したアパートなどで共同生活をしている人が多く、かなりのコミュニティが形成されているようです。
コミュニティ内ではフランス語を使う必要がほぼなく、クラスメイトにもこの学校に来るまで何年もフランス語ほぼなしで生活できていた人もいます。
ちゃんと職を得たいから、と真面目に取り組む人たちもいましたが、最低限コミュニケーションがとれればいい、と考えている人もいたので、やる気がないのでしょう。
今までなんとかなったのだから、と。
その結果、道路やパン屋さん前でお金を乞う生活になっていく人もいるのかなと想像してしまいます。。。
子どもにもお金を乞うようさせる親。
見ていていつも心が痛いです。。。
学校に来れている間に、政府がお金を出していてくれるうちに、と将来を見据えて動けない人もいるんですね。
先生も私たち移民組しかいない時、たまに愚痴をこぼしていました。
ちなみに、2度校外学習的な事がありました。
↓モンマルトル周辺散策。
1年前だからまだ皆マスクしてる
まだ旅行客が少ない時期だったので、Sacré cœur前の階段に人が少ない
今は歩きにくいくらい人がいます
↓2度目はチュイルリーのクリスマスマーケット〜ルーブル周辺へ。
これまた人がいない!!
クリスマスマーケットは時間が早すぎただけだけど
そして、3ヶ月あった授業も残り3週間。
というところで先生爆発。
そして残り2週間で女性陣爆発する事態になります
つづく