これまで、このブログでは、外資系企業について、

・社員の人格、独自性、専門性を尊重するカルチャーがある。
・ある程度のリスクを取りつつ、手続よりもスピード重視で意思決定・実行していく。
・若い頃から信頼され、任されながらどんどん仕事をしていけるため、能力向上が速く、昇格も速い。
・その結果として高い給与が得られる。
・必要な英語力は、会社、ポジションによって異なり、必ずしも英語ができなくても大丈夫。

といったことについて紹介してきました。

このような点に魅力を感じる方は、ぜひ外資系企業への入社を選択肢として考えていただくことをお勧めします。

また、外資系企業への転職に限らず、転職回数が多くなっている方については、

・転職回数が多いことは、必ずしも今後の転職に不利にはならない。
・むしろ、強みとみなされることもある。
・職務経歴書上や、面接の場で、あなたが各会社で挙げた成果や、これまでの転職理由を明確に、説得力をもって説明することが大切。

といったことを伝えてきました。

私はこれまでの人事経験の中で、採用だけを専門に担当するポジションに就いたことはありませんが、30代以降、まずはHRビジネスパートナー(営業、研究開発等、特定の部門を担当する人事で、人事管理の全てを一手に担当することから、「ミニ人事部長」とも呼ばれます)として、その後はHR Director(人事本部長/部長)として、多くの採用面接を行ってきました。
ほとんどは中途採用ですが、新卒採用面接も行ってきました。

今まで何人の採用面接を行ったかは、記録も記憶もありませんが、優に1,000人を超えていることは間違いありません。

また、私自身、転職活動において、若い頃から数えきれない程の面接を受けてきました。
こちらもやはり、記録も記憶もないのですが、今までに受けた面接は、ひょっとして100回ぐらいにはなっているかもしれません。

このような経験を踏まえ、これから数回にわたり、転職に成功するための職務経歴書の書き方と、面接のやり方についてお伝えしていきたいと思います。