今回はちょっと違うオハナシ。
4/13に乳がんの告知を受け、まず、夫氏が一緒に聞いてたから、ここは良しとして。
家族のどこまで知らせるか、を、私は随分と悩みました。
検査で引っかかったよ、ガハハ〜、まぁ多分大丈夫やろ、という話は、次男と長男(時系列順)にはしています。(その後、ちゃんと全部話して経緯も伝えています)
問題。
それは親。
私の人生に置いて、ここぞ、という時に現れては余計な事をしていく、私自身の方の親……
いわゆる、ポイズンマムなのです。彼女は。
ちなみに、父はポイズンマムの言いなりなので、なんの役にも立ちません。
まぁ、教育虐待とか、人格否定とか、必要な費用を出し渋る割にご自身はブランド品で身を固めてるとか、言い出せばキリがないけど。
私が1番引っかかってるのがこれです。
『宗教』
私のポイズンマム、エキセントリックなのに繊細で心が弱くて、自身の選択について自分で責任を取るということをしない人です。怖いんです多分。自己選択が思わぬ方向に走った時に、自分の過ちを認めて、善後策を考える前にパニックになってしまう、己の精神の脆さ、弱さを、本能的に知っているのでしょう。
なので、大事な娘(ここは半分くらいご自身が大事が含まれます)が、思わぬ災禍に見舞われた時にどうするのか。
私にはわかる。過去何度もやられたから。
そう。神様の代弁者に…お願いにいっちゃうわけです。そして、これを飲めば大丈夫という水とか、昆布を黒焼にして飲めとか、この御札を家の中のどこどこに貼れとか、色々と言ってきた後、寝込むんです……。
ねぇ、誰かお仲間いません?こんな感じの親御さん、結構居るよね……
わたしゃ、ほんとに、この流れが嫌なの。
信じてないわけでもないけど、明らかにおかしいやん…とか言おうもんなら、鬼みたいな顔で迫ってくるし、とにかくマム自身が安心したいから、こちらを自分の思う通りにしようと、思い通りになるまで粘る。すごい粘る。オクラも納豆も顔負けよ。これがさ、ほんっっっとーーーーに、苦痛なのですわ。
うるせー!もう親でも子でもないわー!とやりたい。
めっちゃ言いたい。
でも、わたくし、ひとりっ子なんです……。
世間一般でいう『冷たい娘役』ですけれど、鬼ではないので。
いつ、言おうかなぁ…とずっと心の隅にひっかけたまんま再検査して、入院して、手術もして………。
もう、これ、言わなくて良くない?
これから、年寄が死ぬまで、一緒に風呂に入る機会もなくない?黙ってりゃバレなくない?
と、つらつら考えて、いつもの談話室。
実は、また少し繋がりのある方がいらっしゃいました。今度は、仕事上の繋がりです。ワタクシ(末端)の取引先のトップの方が!お隣のお部屋に!
まぁ!とご挨拶して、なんとなく流れで、親に言えなくて…とポロリと洩らしたところ。
「あら、いいんじゃない?私も母と暮らしてるけど、あの人、何も知らないわよ。母は私が2週間出張に行ってると思ってるわ。いいのよ。わざわざ年寄りに心配させる事もないでしょう」
か、か、か、かっこいい〜〜!!
というわけで、バレるまで言わねぇ!と決意を固くしたのでした。