お疲れ様です。61歳の誕生日に下行結腸癌の腹腔鏡手術をした定年退職おじさんです。
少し長くなりますが、今日は、大腸癌の発覚とその後の経過を振り返ります。
私はお酒も飲むし、たばこも吸うし、四年ほど前には胃潰瘍にもなったので、私がなるなら、肺がんか肝臓癌か胃ガンの可能性が高いと思ってました。
六年前に79歳で亡くなった私の父親も胃ガンで開腹手術し、認知症もあって、術後、体力、嚥下力が衰え、そのまま、誤嚥性肺炎でなくなったし、母方の祖父も胃ガンで亡くなったので、いずれ遺伝するのだろうと思ってました。
さらに、昨年末の胃カメラでも、胃ガンではなかったものの再び胃潰瘍が見つかり、私の家系は胃ガンの可能性が高いと。
なので、今回の大腸癌はノーマークでした。
これまで、何十年も健康診断の検便で引っ掛かったことはありませんでしたから、大腸内視鏡検査などしたことがありませんでした。
ところが、約40年間勤務し、定年退職を目前にした今年の1月末の検便で、二個の検体のうち、一個から鮮血反応が出て、2月末に精密検査の指示が。
内視鏡の専門である、かかりつけのM先生にお願いして3月末に大腸内視検査を初めて受けました。
検査を受けるまでは、たぶん痔かなにかだろうと、たかをくくっていたのですが、先生がやっている内視鏡の画像を自分も見ていると、素人の私でもそれと分かるものが複数ありました。
そのうちの一個は、そのまま取ってくれましたが、うっすらと赤い塊となっていた部分と少し大きなポリープは取れませんでした。
検査が終わり、診察室へ行くと、M先生が画像を見ながら、赤い塊の部分を指して、開口一番、「定年おじさん、最近、トイレした時に血がでてなかった?これ癌やね。手術せなあかん」と。
えらい、あっさり言いますな😅
ただ、M先生いわく、「1200件ほどの経験から、この癌は手術で取ってしまえば治る。開腹手術ではなくダメージの少ない腹腔鏡手術でいける。すぐに診察の予約を取ってあげるから」と励ましてくれました。ありがとう😉👍️🎶
M先生~
M先生は、5日後に医療センターに初診の予約を取ってくださり、紹介状を書いてくれました。
センターでは、その2日後に、肺や肝臓への転移を調べる造影CT検査をし、他に転移はないとの診断。
その4日後に癌の位置を特定するためのバリウム大腸内視鏡検査を経て、4月24日に入院しました。
4月25日には、まだ取りきれていないポリープ二個を取っていただき、いよいよ28日に腹腔鏡手術と、非常にスピーディーに対応していただいておりました。
ところが、26日のある検査で手術は不可となり、手術目前の27日に退院、仕切り直しとなってしまったのでした。
その後の経過はこれまでのブログに書いた通りで、約1ヶ月後の5月23日に再入院し、61歳の誕生日である25日にやっと下行結腸癌の腹腔鏡手術をしていただいたのでした。
術後、7日目の6月1日、予定より3日ほど早く退院し、現在は手術の傷の痛みが癒えるまで、自宅療養中です。
退院して3日経ち、徐々に痛みも軽減方向で、来週半ばあたりには出社できるかな~
6月14日には、切除した癌の病理診断の結果を踏まえた今後の治療方針を聞きに外来通院の予定です。
内視鏡検査など、術前の検査の段階では、癌はそんなに浸潤していないだろうとの見立てでしたが、実際に切除してくれた執刀医の見た感じではステージ1ではなく、ステージ3位かもしれない。
しかし、切除した部位の病理検査を待たなければ、今は何とも言えない、とのお話でしたので、少しドキドキしながらも、術前の日常生活に戻れるよう、少しずつウォーキングをしたり、ストレッチをしたり、2匹の愛猫と遊んだりしています。
今回の大腸癌は、当時の勤務先の健康診断の検便で発覚しました。
是非、同年代の皆様も毎年、検便検査をされたほうが良いと思います。
できれば、胃カメラと同じように大腸内視鏡検査もされたら完璧ですが😅
最低でも、検便と排便時、毎回の対象物の目視確認を励行しましょう🙋
では、病理診断の結果が出れば、
また、ご報告します。
長文を最後まで読んでいただきありがとうございました🙇