今、少子化対策のため、教育現場で「妊活」なる教育をしていこうという動きがあるそうな。

「妊活」とは「妊娠活動」。
つまり、卵子は若い時の方が元気で妊娠しやすく、35歳を過ぎると妊娠しにくくなり、流産や障害を持った言葉が産まれやすいので、なるべく早く子供を産みましょうねということを、中高生の女子に教育するらしい。

理屈はわかります。

だけど、結婚はしたいけど、相手がなかなか見つからなくて、出会って結婚した時にはもう子供を産める年齢をとっくに越えていたとか、男性に原因があって、若くして結婚しても子供を持つことが難しいとか、人にはいろんな事情があるじゃないですか。
そういう場合はどうすんの?

また、望まない妊娠をして、経済的にも難しいんだけど、とにかく産めば何とかなると産んでしまって、やっぱり育てられなくて施設に任せざるを得ないとか、そういう場合でも出産を勧めるのかなぁ。

今、年に20万件くらい堕胎されていて、もしこの子供たちがこの世に生を受けていたら、少子化は一気に解消されるらしい。

堕胎にもいろいろ理由があるので、一概に責めることは出来ないけれど、無責任に子供を作ることをやって堕胎というのはあまりにも考え無さ過ぎだと思う。

妊娠の構造の教育だけで少子化が解決出来るほど、人ってのは単純じゃないんだよな~。










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