こんにちは!

いよいよアメブロ再始動します!!何とぞよろしくお願いします🙇‍♂️


今回は、先日開幕した『クレイジー・フォー・ユー』の観劇記録になります。本当はちゃんと1回1回の感想を書きたいのですが、今回は2回分をまとめて書きます🙇‍♂️

(以下、作品名は「CFY🌙」と表記します)


CFYは前からずっと観たかった演目です。

やはりガーシュウィンの音楽は耳馴染みもありますし、なんといってもダンスで盛り上げる演目ですからね。あとは、ご贔屓の岡村美南さんがポリー役で出演されていたことも大きいです笑。

今回の横浜公演で、ようやく観劇が叶いました☺️


そんな岡村美南さんは、今回アイリーン役でご出演。もうCFYの魅力と岡村さんアイリーンに夢中です笑


作品の話に戻しますと、とんでもない名作に出会った気分です。自分がいまの進路を決めたきっかけでもある『マンマ・ミーア!』を観た時と同じくらいの衝撃。これぞミュージカル!な作品だと思います。


プリシンパルキャストが作品を引っ張りながら、アンサンブルの皆さんがストーリーをより引き立てているところも、すごく楽しいです。キャストボードにも役付きでクレジットされています。


「Shall We Dance?」や「I Got Rhythm」、「Stiff Upper Lip」などの作中でも大いに盛り上がるナンバーがたくさんありますが、個人的に一番好きなのはボビーのダンスが映える「Nice Work If You Can Get It」です。

これは音楽のアレンジが最高ですね。終盤にかけての曲の盛り上がりと、ボビーの美しくエネルギッシュなダンスが相まって、本当に心が躍ります。萩原隆匡さんの斎藤洋一郎さん、お二方ともとても素晴らしいダンスで魅せてくださいました。


そして特筆しなければならないのは、やはりアイリーンに誘われる笑「Naugthy Baby」ですね。いやー、岡村さんに関しては後ほど詳しく書きますが、こんな色っぽいナンバーだったとは、、🥺

照明もやや赤っぽくなっていて、もう観客全員釘付けですよ…。最高です笑☺️


さて、キャストの皆さんの感想に移りましょうか。まずはキャストボードから。


4月29日(土)マチネ


5月14日(日)マチネ


萩原隆匡さんのボビー。ハギーはサム、カトウ、ジーニーと拝見してきた俳優さんですが、ここまでハギーの魅力を引き出す役と出会えて、ますます大好きな俳優さんになりました!!!

ジーニーとも違うコメディセンス、明るさの中にある葛藤。とにかくお芝居が好きなんです。他者に対して影響を与えられているし、そのボールがしっかり自分と相手と観客に届いているんです。なにより、萩原さんご自身が楽しんで演じられているのが伝わってきて、作品の盛り上がりに磨きをかけられていると思います。

そして、ダンスにとにかく圧倒されます。今まで拝見してきた役でなかなかダンスを堪能する演目はありませんでしたが、しなやかでダイナミックな身体の動き、そして繊細ながらも心躍らすタップダンス、全てがかっこよかったです🥹


斎藤洋一郎さんのボビーも拝見しました。

前回(2015-16)公演に出演されていたハギーとは異なり、この横浜でデビューされた洋一郎さん。洋一郎さんはタング、ホタルギツネ、オマールで拝見しました。ダンスと歌の上手さは言わずもがな。やはりダンスの繊細さが光ります。振り付けをとても丁寧に踊っていらっしゃる印象でした☺️かっこよかったです!

ただ、コメディのシーンになるとお芝居がひとりよがりになってしまう印象を受けました。ボビーという役はハギーが「気絶しながらやってました」と仰っていたように、とても激しく大変な役なのだと思います。これからたくさん演じられていく中で、洋さんなりのお芝居が磨かれていくことを期待します。楽しみです🔥


町真理子さんのポリーは、とにかく男勝りでエネルギッシュでした!!!

「Embraceable You」や「But Not For Me」でとにかく歌で殴られるような感覚を受けました…。ナラやブライオニーでその歌唱力は体験済みですが、ここまでメインで聴いた役ははじめてで、とにかく心揺さぶられました。まちまりさんポリーは感情を外に発散するタイプのポリーで、観客の心をすごく揺さぶってくるんですよ。喜怒哀楽がはっきりしています。

ダンスも最高にかっこよかったです!


相原萌さんのポリーは、候補キャストに挙がった時から似合うと思っていましたが、間違いなかったです!ブランドヘアが似合いますね!リジーの時も思いましたが、明るめの髪色がとても似合います。そして、萌さんの笑顔は本当に大好きです!!!すごい幸せになります。

萌さんはダンス出身の方ですから、申し分なく長身を生かしたダイナミックな振りで圧倒されます。

萌さんのソロナンバーはあまり聴いたことがありませんでしたが、とてもしっとり聴かせてくれます。その分、声量があまりないので迫力はないものの、丁寧に詞の美しさが映える歌声です。「Could You Use Me?」はこぶしを効かせててかっこよかったです笑

さきほど、まちまりさんは感情を表に出すタイプと言いましたが、萌さんは真逆に感じていて、かなり自分の中で押し殺すタイプだと思います。なので、「But Not For Me」はことばの一音一音に重みがあり、自分は号泣しました。ボビーといた時間がとても尊かったことをダイレクトに表現されていました。


渡久山慶さんのランクは迫力がありますね笑

ランクはお芝居がほとんどで、歌は「Naugthy Baby」でワンフレーズある程度。クセが強いこの役を、見事に自分のものにしていると思います。

かっこいいです!


岡村美南さんのアイリーン、先述の通りあまりにも魅力的なんですよね。これまで観てきたどの役とも違うキャラクターを丁寧に演じられていて、ますます岡村さんが好きになってしまいました…。

登場シーンの「ボビー❤️」が「ベーン❤️」に聴こえてしまったのはご愛嬌…?として、すごくお上品。これぞ貴婦人なんですが、溢れ出るボビーを求める女性本能…。こんなに愛が溢れ出てる役は初めてだったので、最初からこっちは血圧が上がります笑

ボビーのお母さんと会話している時も、お上品さを保ちながらどんどんボビーへの「好き」が溢れ出ていて、じわじわ来ますね笑。ボビーに「わたしとデッドロック、どっちが良い?」と攻め寄る時も、「私よね」オーラ全開で自信満々に聞いてるのかわいいな…。デッドロックを選んだボビーに呆れる岡村さんアイリーン。でも怒ってはいないような気がします。ボビーへの愛ゆえでしょうか。

劇場の舞台裏でボビーに会いにやって来て、「我慢できない!」とキスするシーンは衝撃的…。

思えば、岡村さんのキスシーン(ガチ)ははじめて観たので、刺激が強すぎて……。本当に一途なんですよね。可愛い。こんなに一途に愛してくれる人いないよ、ボビー……。なんて思いながら観てました笑。

そういえば、偽ザングラーみて間髪入れずに「あら、ボビーじゃない」っていうタイミングが完璧すぎて、本当に岡村さんは笑いのセンスいいな…と笑笑。

IGR前、お客さんが来なかったことを目の当たりにして、酒場へ去っていくなんとも言えない横顔が印象的ですね。複雑でした。これでボビーは正気になると思っただろうし、ボビーが悲しむ姿も見たくなかっただろうし…。そういう想いも含めて、2人でやり直そうという意味で時計を差し出したように思えました。

2幕頭「The Real American Falk Song」では下手上の客室ドア前で爪やすりをかけているアイリーン姐さん。黒の着物をガウンのようにかけてましたね。これが超絶似合う…。シックな感じでカッコ良さましましでした!しかし、時代考証的にアメリカで日本の着物が流行っていたのか、気になるところです。


そして、アイリーンのビッグナンバー「Naugthy Baby」🥰🥰🥰

岡村さんの魅力が溢れ出てましたね…。可愛いし、罪レベルの誘惑。歌詞に「学生時代はみんなを楽しませた(=弄んだ)」的な要素がありますが、そこは感じさせないお上品さなんですよ笑笑

ただ、「わたしは普通の女性とは違う。あなた。悩ませるような刺激的な女よ」と言わんばかりの気持ちを"ど"ストレートにぶつける力強さがありましたねぇ。それにしても小悪魔だった🥺

まぁ、いままで観てきたどの役よりも刺激的なシーンでしたし、正直ここまで色気を出す役を演じられることに戸惑いが隠せないんですが、こんなに岡村さんの可愛さを引き出す役と出会えて感謝です😭

歌い方も4/29と5/14ではかなり変わっていて、5/14はとにかく甘い歌声でした。「そうでしょ〜」が「しょーぉ↗︎」と語尾が上がってさらに可愛いくなってました🥰進化が止まらない…。

ナンバー前にクラッチバッグを投げるシーンがあるのですが、4/29マチネは投げたバッグがセットの済みに3回ぐらいクラッシュして「ドン、ドン、ドン」と音が立ってしまって笑笑。ナンバー中にある白手袋を投げるシーンも上手く行かず笑。やっぱり小道具扱うのがあまり得意じゃないんですよね〜笑。5/14は綺麗に飛んで行きました!笑笑

フィナーレはとにかく楽しそうにしていて、タップ踏んでるところ見られて大感激でした🥹やっぱり踊ってるところみたいよ🥺

5/14のカテコは段取りをちょっと間違えてて、いま手振るんだっけ?と隣にいる洋一郎さんと笑ってました🥰


アイリーンはNaugthy Baby以外に目立った出番がないのですが、1幕もNB以降も良い塩梅に出番があって、程よく堪能できるので満足です🥰

欲いえば、ポリーで観てみたいな…と。きっとまちまりさんや萌さんのポリーの親でもあっただろうし、岡村さんが踊って歌って弾けてるところ観たいな…と。もっとも、アイリーンもすごく楽しそうに演じられているので心から嬉しいですが、観てみたい気持ちもありますね。でも、やっぱり岡村美南さんが大好き!🫶となりました。




他の方は少し割愛しますが、ザングラーのお二人は流石のお芝居で魅せてくださいます。とくに、「What Causes That?」前のザングラーが1人で酒場を酔って歩き回るシーン。あの広い舞台で1人で立つのは相当な技量がいると思いますが、しっかりシーンとして成立してるのは、さすがとしか言いようがないです。


そして、池田英治さんのエベレットは本当に間の取り方やたたずまいが面白くて、大好きになっちゃいました!とても紳士的で、優しさや誠実さが詰まっていて、すごく魅力的なエベレットでした!


アンサンブルの方々も触れたいところですが、今回は尺の関係でカットします🙇‍♂️

今年も村山剛さんにはたくさんお世話になりそうです笑!


とにかく、CFYが最高すぎてハマってます…。こんなに楽しくて、エネルギーをもらえる舞台と出会えたことに感謝です!

IGR前のポリーに「私たちを変えてしまったの」とセリフがありますが、音楽やお芝居が観客を変えてしまう力を持っていると、改めて教えられたような気がします。


さて、横浜には何回通うのか。お財布と相談ですな〜笑笑


さいごに、今回のお席を載せておきます。


4/29(土)マチネ


5/14(日)マチネ


このような形でレポを復活していきますので、よろしくければお付き合いください🙇‍♂️


それでは!