『最悪な結婚式』―睡眠障害アラサーの1年未満スピード離婚&倒産寸前ギリギリ転職活動 -10ページ目

『最悪な結婚式』―睡眠障害アラサーの1年未満スピード離婚&倒産寸前ギリギリ転職活動

睡眠障害のアラサー。離婚歴有。
勤務先が倒産寸前。転職活動難航中。

前回の続きです。

https://ameblo.jp/bomketch/entry-12494928346.html

 

席次表の下書きの紙をいつまでも記入せずに取っておいた夫(元ですが、夫と統一します)。

プランナーさんとの話もだんまり。

 

 

けれど、それでは先に進みません。

一応席次表の下書きも宿題ではあったので、彼も呼びたい人の名前を書いてはいました。

 

 

席札のデザインや書体なんかの話のときは、基本的に黙っていた夫でしたが、

席次表に実際に打ち込まれる「肩書き」部分の打ち合わせがはじまると、次第に口を挟むようになってきました。

 

「その人は今の上司じゃないので、元上司にしてほしい」

「その横の人も今の同僚じゃない。元と入れてもらいたい」

「そっちの人は挙式のころには違う職場で働くことが決まっている」

「その人は今はもう辞めている」

 

結婚式となると、形式ばかりでも、会社の人を呼んだりしますよね。

夫は、全く勤め先の同僚や上席の方を呼ぼうと思っていなかったんです。

 

そんなとき、プランナーさんが

「基本的に、開会の挨拶は新郎の上司の方がやる場合が多いです。どうなさいますか?」

と聞いてくれました。

 

夫の答えはこうでした。

「仲のいい先輩がいたので、頼んでみます。今は離職中で、職についてないんですが…」

「その方のお名前を教えていただけますか?」

「Aさんです」

「では、そのAさんを挙式内でご紹介するにあたり、なんと申し上げたらよろしいでしょう?」

「えっと…元先輩、とかだとまずいですかね」

「まずくはありませんよ。ただ…」

 

プランナーさんも少し困惑した顔を見せました。

 

「一般論にはなりますが、現職の上席の方が行う場合が圧倒的なんです。旦那様の今の職場の上司の方に、掛け合っていただくことは出来ませんか?」

 

「ああ、ちょっとそれは避けたいです」

旦那はそう早口で答えました。それから私に向かって

「新婦側でそれって出来ない?」

と話を振ってきました。

 

 

ここで補足です。

前々から「開会の挨拶は新郎側から誰か」「乾杯の音頭は新婦側から誰か」を引っ張ってこよう、と、夫婦内の話し合いで決められていました。

なので、ここで開会挨拶も新婦上席がやってしまうと、マイクを持って話す役割が全部新婦側の人間になってしまって、

均衡も取れないし、そもそもフェアじゃないなと思ったんです。来場者にお願いするの、結局私だし。

 

 

「そこは新郎側でやる約束だったでしょ」

「いやだからその先輩にお願いしてみるってば。…別に変なことじゃないんですもんね?」

「ええ。全く不思議ではないことですよ」

プランナーさんは穏やかに頷いてくださいました。

…私はこの時点で、なんともいえない違和感を覚えていました。

 

そんなこんなで、席次表が徐々に出来上がってきます。

とほぼ同時に、実際に来賓にお渡しする招待状も納品されてきました。