どぴんく監督-20081230215206.jpg
中村 澪(レイ)。



本来『妃希(きさき)』とつけるはずだったのだがオネブサイドの家族達に大ブーイングをくらい急きょ名前を考えるはめに…。


まぁ
もともと『妃希』はオネブが決めた時ウチも水商売の姉ちゃんっぽい名前であまり好きくないなぁ~と最初思っていたので名前変更にそこまで戸惑いはなかった。


オネブには悪いが『澪』の方がウチは好きな名前だ。


今日から澪ちゃんと同室。

オネブやウチのお友達たちが病院にお見舞いに来てくれてたくさんプレゼントもらいました。

ありがとう☆



澪ちゃんはおっぱい超飲むのでおっぱいがとても張って痛いです。


あれよあれよという間に分娩室へ。


陣痛室で陣痛に耐えてる時エミも来てくれた。


分娩室に移動してエミがいきなり『私立ち合いたい。』と言い出した。


ギョッとしたがウチもその時極限の痛みと吐き気で心細さも極限になっていたのでエミの立ち合いを快く快諾した。


これがオネブだったら快諾はしていない。


エミの立ち合いのもとお産が始まった。



まずリラックス効果を高めるためヒーリング的な曲が分娩室に流れだしどこからともなくアロマの良い香りが分娩室に立ち込めた。



がしかし
そんなヒーリング色いっぱいの中ウチはさっそくいきみ中にうんこを漏らすという出産前に一番恐れていた事をやらかしてしまったのだ。


アロマの良い香りもウチの便の香りには勝てずいつのまにかアロマの存在は消えていった。



出産の時便が出るとは聞いていたし心配はしていたがまさかホントに出しちゃう自分に驚いた。


でも意外と恥ずかしくなかった。

もうそれどころじゃないという感じだった。


素早く事務的にウチの便は処理され
助産婦さんも『気にしなくていいのよ』とニッコリしていたので
『ああ気にしなくていいんだ。』と素直に受け止めた。


エミもウチが便を出した事に全然動じてない様子だったので安心した。



便も出したので次は赤ちゃんを出さなきゃいけない。


助産婦さんの指示通りふんばり休みの繰り返し。

すごく痛い。


でもふんばらなきゃいけない。


そうこうしていたらこんなタイミングで足がつり出すというアクシデントに見舞われた。


ウチは分娩台の上で悶絶した。

が陣痛は容赦なく迫ってくる。


足はつるわ陣痛はくるわふんばらなきゃいけないわでもうウチの頭はこんがらがった。


もう分娩台から降りて逃げ出したかった。



そんな中今度は赤ちゃんが途中でつっかかりなかなか出てこないというアクシデントに見舞われた。


辛い。
赤ちゃんも辛いだろうがそんなとこにつっかかられてるウチも辛い。


半ベのウチに助産婦さんはまたもニッコリ『大丈夫よー今ねもう1人の助産婦さんに応援頼んだからねー』とウチに言った。
そうするといきなり横にいた助産婦さんがウチのお腹を拳でグリグリ押し始め最終的にはウチにまたがりお腹をボッコボコにやられた。


ウチはこの助産婦に殺されると危機を感じた。


白目をむいていたと思う。


しかしそうでもしないと赤ちゃんがでてこないらしくこの処置法は仕方のない事だった。



かつて
お産中にこんなに腹をボッコボコにされた妊婦はウチを含め何人いるであろう。



ウチの絶叫は外で待つオネブに多大な恐怖を与えたらしくオネブはウチの絶叫が聞こえるたび泣きそうになりながら拝むように手を合わせていたらしい。
(ウチの両親談。)



便を漏らし、

足はつり、

助産婦からパンチをくらい、

無事12月29日
早朝6時23分
3114グラムの女の子を出産しました。


壮絶な戦いだった。


完璧なトラウマになった事は間違いない。


12月28日
夜22時すぎ病院到着。


その時はまだ10分間隔のかるーい陣痛だったから気持ちにも余裕があり陣痛室でオネブと呑気にガキの使いを見ていた。



だんだん間隔が狭くなってきたけどまだまだ余裕を見せていた。


『これが巷で噂の本陣痛?こんな痛みで皆さんギャアギャア騒いでるの?ハハン。』なんて完全に陣痛をなめていた。


確かに痛みはあるが眉をしかめている間にその痛みはすぐ消えるものだった。



が、しかし
徐々に笑えなくなってきた。


間隔も3分間隔にまで狭まり痛みも明らかに先程とは種類の違う痛みになってきたのだ。


痛みプラス吐き気までしてきた。

そうなったらさすがのウチもお手上げである。



あれよあれよと言う間に3分だった間隔は1分になり、
痛みはこの世のものとは思えない程の痛みになりそのうえ吐き気までプラスされている。



病院に来て2時間足らずで子宮口が3センチから8センチまで開き予想外の早さで陣痛室から分娩室への移動が決まった。


さっきまで呑気にガキの使いを見ていた私はいずこへ?と聞きたいくらいだ。