今一回目が覚めてトイレに行きまたベッドに寝ぼけながら戻り
今何時なんだろうと思い携帯を見たらメールが一通届いていた。



一気に目が覚めた。


送信者の名前はない。
なぜなら登録してないからだ。
でもこのアドレスは嫌でも覚えてる。


たけしくんからだった。


内容はウチの妊娠を知り合いから聞き驚いたという感じのものだった。


メールしちゃだめだと思ったけどしちゃった。
ごめん。
と最後に付け加えてあった。


あいつは昔から『しちゃだめだと思ったけどしちゃった。ごめん。』的な事をやらかす奴なのでそこは何も変わっていないと思ったらなんか笑ってしまった。


どうゆう気持ちになったのだろうか
やっぱり少しは悲しいのかな。

ウチがたけしくんの立場ならすごく悲しい。

自分が幸せだったとしてもだ。


六年も一緒にいたんだもん。
仕方ないよ。



久しぶりにたけしくんにメールを入れた。
手が震えた。


『ウチは今幸せだよ。』

確かにその通り。
なんの嘘もない。
迷いもない。



でもほんとに終止符を打った気がした。


これでもうほんとにうちらは終わりなんだと思った。


繋がっていたものも全てプツンプツンと切れていく音がした。


これで良かったんだ。



ん?
わからないけど。



感覚としては長い間連載していた漫画がついに最終回を迎えた。
という寂しさだけが残った朝だった。