クスノキのブログ -2ページ目
来てくれて ありがとう


の続きだよ

悩みのヒントは見つかったかな
宝探しは楽しいよね

いよいよやってみる気持ちになったかな

ヒントは見つかったけど
一歩踏み出す勇気が
でなかったりしているのかな

やりはじめたけど 
続けるのが難しかったりしているのかな 

今回は
一歩踏み出すために
大切な考え方を紹介するよ

勇気を持ってとか
勇気を出して
なんて言われても

勇気なんか出ないよ!

勇気が出ないから
困ってるんだ!

勇気があったら
とっくにやってるよ

その通りだよ
勇気があったら
とっくに始めてるよね

勇気なんて持てない時に
どうすればいいのか
それが聞きたいはずなんだ

だけど
大人達は勇気勇気とうるさいね

勇気ってものは
勇敢な気持ち
切羽詰まってる時は
出しやすい

勇気が無くても
なんとかなる時に
勇気を持つなんて
バカバカしいこと
普通はしないよ

じゃああの人はなんでそれを
やってのけるんだろう

人それぞれ感じ方も違うし
置かれている環境や
立場が違ったりする
同級生でクラスメイトでも
君と同じ境遇ではないからね
何かしら
切羽詰まった状況なのかもしれない
変えるしか道が無い
そんな環境にいるのかもしれないよ

じゃあ勇気が無かったら
何も変えられないのか?

そんなことはない
君はこれまで
何度となく
変化してきたはずだ

ただあまりにも
スムーズだったから
気がつかなかっただけなんだよ

勇気なんて無くったって
大丈夫なんだ

勇気を出さないといけない
ってことは
とてもハードルが高い事だと
感じているはずだ
あるいは
目の前に壁が立ちはだかっている
そんなイメージかもしれないね

そのハードルや壁を
どうやって乗り越えるのか
考えたとき
怖くなってしまったり
できそうもないと思ったり
途方にくれたりしているかもしれない

君たちはこれまで
たくさんの変化をしてきたし
ずいぶん成長したはずだ
だけど
どうしてこれまで
その変化や成長に
あまり気がつかなかったんだろう

それはね
ハードルの低いものから
順番に飛びながら
慣らしていったり
壁に階段を設置して登ったり
してきたからなんだよ

これまでは
その作業を
大人が代わりにやってくれていて
知らなかったのかもしれないね

大人が勇気の事を言い出す前には
何度も何度も
君たちに
繰り返し繰り返し
低いハードルを飛んでもらい
壁に階段を設置して
一緒に乗り越える
練習をしてきたんだ

そうしているうちに
大人は
こうやって乗り越えるんだ
という事を
君たちが分かってくれたと
思ったのかもしれないね

こうしたやり方を
スモールステップ
なんて言うよ

階段の段差をさらに低く
登りやすいように
設計するんだ

一つ一つの
やってみることが
挑戦!とか
勇気!とか
そんな大きな事にならないくらい

今の君なら
すぐにでもできるような
そんな階段から
まず上がってみることだよ

一つ一つの階段が
楽に登れていれば
気がついたら
かなり上の方まで
来ているかもしれないし

最初は壁だと思っていた場所は
とうの昔に
過ぎている可能性だってある

挑戦をしている
あの人は
実はこんなやり方を
しているのかもしれないね

誰だっていきなり
大きな事ができるわけないんだ

みんな君と同じだよ
違うように見えただけさ


さあ
壁の前に
小さなステップを置こう
そして
その上にまた
小さなステップを置くんだよ
小さなステップを置きながら
小さなステップを登るんだ

大丈夫さ
君はこれまで
そうやって成長してきたんだもの
初めてじゃないよ

それでも怖いって?
それはまだまだ
ステップが高すぎるんだよ
もっと気軽なステップを用意しよう

半分の高さならどうかな?
1/3なら?
いやいや1/10?
1/10000だってかまわない
登っていることに変わりはないよ

誰かに認めてもらう必要は無いんだよ

君がスモールステップの
一段を登った事を
君がちゃんと認めて
次のスモールステップを用意する
これがどれほど
大切な事なのか
やっていくうちに
少しずつ分かってくるだろう

君が用意したスモールステップを
君が登るんだ

これまでは
大人が用意した
スモールステップを
君が登ってきた

だから
スモールステップを用意した大人から
認めてもらうことが
大切だったかもしれないね

誰かに認めてもらうことや
誰かに励ましてもらうこと
誰かに誉めてもらうこと

それを期待していると
自らスモールステップを
用意する気持ちには
なかなかなれない
だからずっと
壁は立ちはだかるし
ハードルは高いままだ

君の人生のハードルも壁も
誰かが代わりに壊してくれる訳じゃない
誰かが代わりに飛び越えても
君には何の変化も無い




君が君のために
スモールステップを用意して

君が君を誉めて
君が君を励まして

また君が君のために
スモールステップを用意して

君が君を応援して
君が君の愚痴を聞いて
君が君と休憩して

また君が君のために
ステップを用意して

そう
これまで誰かにお願いしてきたことや
これまで誰かがやってくれたこと
それらを
自分でやりはじめる時が来たんだよ

よく考えてみると
誰かに決められたステップが
君にピッタリじゃないことって
いっぱいあっただろう

無理矢理
登らされて
うんざりしたことだって
あるんじゃないかな

君が君のために
スモールステップを用意できるんだよ
それってとっても
すごいことなんだ

どんなスモールステップを
用意しようか
最初はビックリするくらい低い
スモールステップがいいよ
楽勝でやれるやつ
余裕でできるやつ

楽勝だからと思って
結局はじめなかったやつ

余裕でできるから
後回しにしてたやつ

そんなスモールステップが
はじめの一歩には
ちょうどいい

ほら
それならできるだろう
大丈夫だって
思えてきただろう

大丈夫なんだよ
怖くなんてないさ

大丈夫だよ
君なら始められる

応援しているよ

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次回は
悩みってなんだろう⑨で
続けるために必要な事について
一緒に考えてみよう