ギネス級花火 (赤
週末に新潟くんだりまで花火に行ってきたレッドです。
新潟県の小千谷市に、片貝という小さな町があります。
そこには火の神様を奉っている神社があって、
毎年その神様に奉納するために花火が揚げられます。
還暦を迎えたら、成人したら、孫が生まれたら、爺ちゃんが亡くなったら、
厄年満願、会社の発展を祈って、いつもありがとうという感謝のため、etc......
何かあるたびに地元民が自腹で花火を揚げる。
とてもじゃないけど片貝の人間と関わったら家庭内経済が破綻する、と揶揄して、
周辺の町村の住民は、口をそろえてこう言います。
「片貝に、嫁をやるな、嫁とるな」
実はここ世界で一番大きな花火をあげる場所なのです。
ちゃーんと、ギネスブックにも載っているらしい。
大きさは、なんと四尺、つまり約120cmもある。
んで、空でひらくと直径800m位にはなるらしい。
普通の花火大会と違うところは、クサイけど、
火薬と一緒に「人の想い」がぎゅうぎゅう詰まっているところでしょうか。
打上げ前にメッセージがアナウンスされるのだけど、
例えば「●●、今年は結婚しよう」とか
若くして亡くなった男性に「苦しかったでしょう、お疲れ様」とか
地震後の復興への祈りを込めたメッセージとか、
とにかく、誰かが誰かのために上げる、そんな想いが主役の花火なのです。
クライマックスはまさに頭上で打ち上げられる、ギネスブックの四尺玉。
「ズドン」⇒「ドドドドドドド・・・・」⇒「・・・」⇒「ズッ、ドンッ」
腹の空洞に重く響く音が、なんとも言えず心地よい。
内臓が愛撫されてる感じかしら(されたことないけど)
一度体験したら、この花火はやめられません。
実は私も一昨年、一発奉納しました。
真っ白な銀山という尺玉。
大切な人の七回忌を弔う意味を込めて。
もうその人が戻ってくることはないけれど
花火に向かってありがとうございましたと合掌しました。
そんなのも、いい思い出です。
fire works, red