ボンバー出動第2回 (赤 | bombernet☆

ボンバー出動第2回 (赤

レッドです。


ブラックと、かぶってしまうが、合コンに行ってきた。  

ちなみにボンバー用語『出動』という。

お相手は某大手酒類メーカーの方々。酒好きのレッドとしては相手に不足なし。


左胸にきらりと光る社章を全員付けて、「どんな時も外しません」

なんでも飲むのは100%自分とこのビール。

もちろんお店に行くのだってそう。


 「えっ、キ●ンとか他のビールのお店は絶対入らないの?」

「うん」

「なんで~??」

「だってそれが俺らの給料だから」

「他社のにお金払うと思うとムカツクじゃん」

「でもそれじゃ、お客さんが他の飲みたいって言ってる理由とか分かんないことないの?」

正確に言葉を思い出せる訳ではないが、確か彼は次の瞬間こう言った。


 「でもそれが、俺らの忠誠心だから」


レッドはこのとき思い出したとです。

何年か前、イタメシ屋さんでバイトしていたときのこと。

日曜の開店直後でお客さんがひとりもいなかった。

ドアが開いて4人のゴルフ帰りと思しきおじ様がたが入っていらっしゃった。


「いらっしゃいませ~」

「(一瞥して)ここビールは×××??」

「いえ、うちはサ●トリーですが・・・」

「はぁ!? ×××ないの!? ×××!?」

「はい、生ビールはサ●トリーしか置いてないんですが・・・」

「この人が誰だか分かってんの?? ×××の社長だよ、社長!!」


と一人のおじ様が大声で怒鳴り始めたのです。

あまりに突然過ぎたので「はぁ・・・」と間抜けな相槌しか打てない私を放って彼は、

「もういいですよ社長、他行きましょう他」と言ってどやどやと出て行ってしまったのでした。


一人残された私は、しばらくうつむいて考えた。 


果たして今のは本当に×××社の社長だったのだろうか。 社長がこんな単価の安いイタメシ屋に来るだろうか。 というか他のおっさんも「まぁまぁ」位言っていなしてくれてもいいじゃないか。 それが大人ってもんじゃないか。 社長ってあんなにオーラのないものなのだろうか。 でももし嘘ついてたとしてもそんな嘘ついてどうなるんだろうか。 大の大人が4人もいたのに嘘ついたとも考えにくいぞ。 でも嘘じゃないとしたらあんなに感じ悪いことして会社のイメージ落とすことに抵抗はないのだろうか。 それとも社長ともなるとそういう感覚がズレてしまうんだろうか・・・


数日後、何かの折、新聞でその会社の社長の顔写真を見つけた。

確かに似ていたような、でも違うかもしれないし・・・


どちらにしても、元々ビールはそんなに好きじゃないレッドとしては、

特に×××社のイメージは悪くなったわけで、

それ以来「キ●ンと×××どっちがいい?」と聞かれると「キ●ン!」と即答している。

(もっと言うと「×××は好きじゃないの」とまで公言している)


そんな因縁の社長の部下が、目の前にいる。

しかも「忠誠心」という言葉まで飛び出した。

頑なまでに他社製品を拒否する姿勢は、あの時のイタメシ屋の光景とそっくりでした。

一応その話を彼にしたところ、

「あぁ~、そりゃそうでしょう~。社長がそう言ってくれなきゃ俺ら社員が報われないよー。社長が他のビール飲んでるって言ったらサぁ、俺ら裏切られた気分だよね~」  


・・・なんとなく、話の論点がずれている 

・・・なんか、そういうのって、感覚的に気持ち悪い


もちろん彼らは二次会のカラオケにも自分とこのビールを強制。

本当はどこのを置いてたのか知らないけど、そのカラオケではちゃんと彼らのビールが出てきた。

そして自分ちのビールに撃沈される者二名。ダメじゃん!!

内一名はレッドに担がれタクシーに放り込まれる。 

内一名はカラオケ中に行方不明。(のち無事を確認。記憶のないままタクシーで帰ってた。ちなみに幹事)

ミイラ捕りがミイラになった・・・

このカラオケしめて6万5000円なり。


ひとこと言わせてください。


      ビールは、飲み放題に、入ってないのよーーーー よぉー ょぉー ぉー 


結局、電話番号を聞かれるでもなく、いい雰囲気になるでもなく(ブラックは一人イケ面につかまってた)、

私の愛しい人は今宵も現れなかった。

やっぱりホワイトカラーとは相性悪いのかも・・・ 


お財布すっからかんだよブラック。 

でも絶対、4人のうち2人は既婚者だよね!! 

なんとなく余裕のオーラとかそうだよね!


ちなみに一人で深夜タクシー捉まえるんなら、

個人タクシー(深夜は2割増が多い。結構シートがふかふかだったりする ※普通は3割増ね)

または車体の左に【AA】のマークが貼ってある車がおすすめです。

(運転手さんに聞いたら協会から優良と認定された会社が付けられるマークなんだって)  

・・・レッドは深夜タクシーが好きなのでその話はまた今度。


 こんなことを続けてきて、一晩明けたらふしぶしが痛い。

思ってるよりもう若くはないんだということを実感。ちぇ。


次回出動依頼はもう来てます。来月ですよ隊員の皆さん。

今度はもう少し、おとなしくしてようかなぁ。

無理だろうなぁ・・・

期待されると過剰に応えちゃうし・・・