『両合(りょうあい)棚田』

 

宇佐市院内町にある、およそ4haの耕地に約120枚の棚田で構成されており、日本棚田百選に選定されています。

 

 

 

 

狭くて急峻な地形であるため、石積みで仕切り階段状に幾重にも広がっています。

 

 

 

 

 

 

しかしながら、人口減少や高齢化に伴い休耕田となっているところも多いです。

それでも荒れ果てた雰囲気がそれほど見当たらないのは、この棚田に牛を放牧して荒れないようにしたりして地域一帯で景観を守っているからでしょう。

 

 

 

 

 

 

中央を流れる小平川を挟んで手前側が小平地区で、向こう側が滝貞地区

 

それらの集落を繋ぐ中央に見える石橋「両合川橋」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

橋長:9.8m 橋幅:2.7mの小さな石橋ですが、大正14年に架設された往時のままに残されたもので、この石橋の存在がここの棚田景観に一層の趣を醸し出してくれています。

 

 

 

 

 

この石橋周辺の棚田は田植えの準備がなされ、この石橋周辺もこのように綺麗に除草整備されています。

(5/26には田植え祭りが行われます)

 

 

秋の稲刈り後、稲架掛けした棚田をバックにこの石橋の上で弁当を広げて談笑している写真を眼にしたことがありますが、これぞ日本の原風景と感じ入ったことがあります。

田植え後もそんな光景が見られると良いですね。

 

 

訪れるたびに気持ちが落ち着く素晴らしい場所です。

いつまでもこの景観が続くことを祈って………

 

 

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