数の数え方(ダブル・デュアル、クアッド、オクタ) | ブログ

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2014年2月、アクアリウムにハマり、初心者がお金と手間を掛けずやってます。水槽・熱帯魚・金魚。
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日本では「ひ、ふ、み、よ、いつ、むつ」
中国では「イー、アル(リャン)、サン、スー」
英語では「ワン、トゥー、スリー」

今回の数え方の疑問はスマホやパソコンのCPUのコア数。

スマホのCPUで最近話題のオクタコア。オクタはあまり馴染みが無い単語なので、オクタコアというCPUのコードネームかと思っている人も少なくないと思う。オクタは8という意味で、シングルコア、デュアルコア(2つ)、クアッドコア(4つ)、オクタコア(8つ)、コアが○○個乗ってるよって意味なんだよね。

これをイチから順に調べてみたらこうなった。
シングル(モノ)
デュアル(ジ)
トリプル(トリ)
クアッド(テトラ)
ペンタ
ヘキサ
セプタ(septa)
オクタ(octa)
ノナ(nona)
デカ(deca)

11に関してはウンデカ、12はドデカ、20はエイコサ、それ以外の10の位は1の位の語尾にデカをつけるだけ。

1~4はすごくなじみ深くなってるね。でも5と6も実はなじみ深い。ペンタゴン(5角形)やヘキサゴン(6角形)で使われたりするからね。

実は7、8、9、10もなじみ深い。
上記カッコ内の英字表記を見るとピンと来るって人はいるかも。
September(9月)
October(10月)
November(11月)
December(12月)

数字がずれているのは、もともと最初のローマ歴が1年を10ヵ月としてた事が原因らしい。

1~4については色々と違和感があるよね。
1~4だけ5以降の流れとは違うし、なぜ2はダブルじゃなくてデュアルなのか?とか。

どうやら5以降は数を表す接頭辞が使われてるって事らしい。

例えば、イタリアの国旗や、その色合いを使ってる物の色を表す時、「トリコロール」というけど、トリ(3色)+コロール(カラー)


接頭辞を使うとしたら1~4もモノ、ジ、トリ、テトラになるんだけど、何故かこれらだけは、倍数表現(n倍を表す単語)が使われている。そして、倍数表現をするなら2はダブルなんだけれど、2だけはラテン語起源の「2重・2つを表す言葉」のデュアルが使われている。

因みに日本でクアッド以外に4で耳にすることのある「クアトロ」はスペインやポルトガル語。(ピザのクアトロミルフィーユとか)

最近のスマホはようやくオクタコアが搭載し始めたけど、パソコンの方だと2000年初めから最上位モデルとして既にオクタコアは市場に出回ってたんだなぁ。

因みにコレを読んだ人で「もしかして?」と思った人も居るかも?音楽でのオクターブもこの接頭辞のオクタ。

オクターブ「ある音の完全八度上または下の音。また、その両音の間の隔たり。物理学的には、その音の振動数に対し二倍の振動数をもつ音。」