2019春季堺文化財特別公開～法雲寺②～の続きにて・・・
法雲寺の駐車場から往復のシャトルバスに乗って次に向かった先はコチラ↓↓みはら歴史博物館です！！
こちらの博物館では、河内鋳物師（かわちいもじ）という平安～室町時代にかけて美原区とその周辺で活躍した鋳造技術集団が住んでいたそうで、鋳造に関わる真福寺・余部日置荘・太井遺跡の遺構や遺物などが展示されている・・・
鍋や釜などの日常生活用品を作って都などで売り歩いた『土鋳物師（つちいもじ）』と梵鐘（ぼんしょう）寺社の釣鐘などの大型品をｗ注文主のところまで出向いて作った『回船鋳物師（かいせんいもじ）』がいた。
他には博物館のすぐ目の前にある黒山姫古墳の鉄製甲冑類や埴輪が展示されていたのだが・・・
(´ε｀；)・・・トホホ～残念ながら展示物は撮影できませんでした。
法雲寺までの往復バスを待っている間にせっかくなので、黒山姫古墳に行ってみた！
黒山姫古墳の公園には石室復元模型が作られていた・・・
黒山姫古墳は2段築成の前方後円墳で築造前期は5世紀中期と思われ、被葬者はこの地域の豪族であった丹比氏の首長の誰かであると思われる・・・
後円の主体は盗掘されて残存していないそうで、間所によるとくり抜き石棺を埋納した小石室で後円部中心に方形壇があり、埴輪列が周囲っをめぐっていたそうです。
昭和32年に国史跡指定されて昭和53年には周庭帯を含めて追加指定を受けている。
しばらく古墳を眺めていたら・・・待っていたシャトルバスがやって来たので法雲寺の駐車場に戻ってきたのであった。
ギリギリ堺市博物館にも寄って行こうと思ったのですが・・・ポツポツと雨が降り出してきたのでこれで終了としました。
今回も初めて行った場所があり興味深く見学できました。秋季の文化財特別公開も楽しみです！！
