ずっとザル培養を続けている黒松の・・・
53番です。
黒松の芽切りには2つの目的があります。
1つは、芽切りにより複数の芽を出させることで、枝分かれを促進し、樹の完成に近づけること。
そして、もう1つはこれから芽を出させることで、葉の長さを抑制し、小品にふさわしい短葉とすることです。
だから「短葉法」とも云いますね。
で、この培養中の53番については、特に短葉にする必要がないので、他の樹に先駆けて芽切りしようということです。
原則的に、去年から伸びた芽の元に戻って切ります。
但し、このように芽を残すと、これが伸びるだけで芽切りの意味を成さないので・・・
このように心置きなく欠き取ります。
また・・・
一度は、この上で芽切りしましたが、ここでは「遠い」、つまり間延びしているとなれば、この白線で切ります。
基本的に、元葉があることが条件ですけどね。
最後に、久しぶりにボディを洗いました。
太く、且つ低く構えた黒松を目指して作っています。
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