![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/2a/19/j/o0640048014528131126.jpg?caw=800)
今年も懲りずにトライした「ISO式山モミジ短節法」。
この3幹の素材で検証してきました。
結論から云いますと・・・
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/2a/2e/j/o0560038014528131130.jpg?caw=800)
肝心なのは、この1~4のハカマ(みたいなヤツ)を、なるべく早くに除去することで、ある程度の節間のコントロールが可能(だろう)と云うことです。
この写真の状態では遅すぎます。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/a9/ed/j/o0640048014528131138.jpg?caw=800)
この写真の状態くらいまでには完了する必要があるということです。
もちろん、相当に細かく、かなり神経を使う作業であり、且つちょっとのダメージで芽をイジケさせるリスクも大きいことが判りました。
でも、小品の山モミジの完成度を上げる手段としては、黒松の短葉法くらいの成功確率はあるのではないかというのが実感です。
実例として・・・
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/62/e0/j/o0640048014528131145.jpg?caw=800)
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/6c/d4/j/o0640048014528131155.jpg?caw=800)
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/65/4a/j/o0640048014528131156.jpg?caw=800)
このような成果を得ることが出来ました。(いずれの写真も拡大しているので、実際の節間はこの半分程度です)
もちろん、散見されるとおり、いくつかの間延びした節間があります。
これはおそらく、作業の不完全さやタイミングの遅れなどの要因が大きいと考えられます。
いずれにしろ、少しでも樹を良くしていきたいというのが我々の願いですから、もっと精度を上げていく所存です。