今では楓の21番となった樹の成り立ちから現在まで | 盆バカひこさんのとことん盆栽道楽
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元の写真がないので、図解で説明すると、最初に手に入れた時は上の絵の姿だったんです。

「なんか面白いじゃん!」なんて思っていましたね。

ところが、根張りを見たくて掘ってみると、根が出てきません。

結局、正体は下の絵のようだったんです。

仕方なく、取り木を赤い線でかけました。

しかし、まったく発根しないので、そこでやむなく挿し木に切り替えました。

その時の写真が・・・

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これです。

2012年の秋のことです。

後でわかったことですが、この時点では一本だけ出た根で、辛うじて生きている状態でした。

その後、これに根接ぎを施して・・・

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これが現在の姿です。

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今では出世して21番となりました。

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この赤い印の枝は後から回して接いだ枝です。

「仮釘」が残っていますが、完全に活着して、切り離し済みです。

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株立ち状とはいえ、この印の棒立ちはさすがにイケマセン。

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意味のない仮釘を抜き、棒状の枝も元から断ちました。

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全体を切り戻してみました。

今のところ、樹冠部分に迷いがあります。

これについては、来春の芽だしを見て方針を決めます。