ある実生楓のお話 | 盆バカひこさんのとことん盆栽道楽
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2011年に実生して、その後の肥立ちが悪く、2012年5月にやっとこんなところまできたところ。

真っ直ぐの樹を作る気はありませんから・・・

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こんな風に曲を入れておきました。

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翌2013年2月です。

同じ年の実生でこれだけの差がついていましたが、どちらが良いかはまだわかりません。

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2013年7月。

急に太りがスピードを増しました。

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2015年3月。

前年からかけた取り木準備の針金結束のために、座とコケ順ができました。

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針金を外し、環状剥皮して取り木をかけました。

ところが・・・

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これが現在の姿ですが・・・

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裏から1本だけ出ていますが、どうもダメみたいです。

そこで・・・

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邪魔な犠牲枝を抉り・・・

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来春には「通し根接ぎ」で、強制的に根を作ることに決めました。

今年の実生楓軍団のうち、肥立ちの悪いものをこれに当てる予定です。

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こんなイメージですね。

根が活着したらイン部分より上は切り落とす訳です。

通常の根はそのままなので、樹が弱る心配もないので、その間に上部を作りこむことも同時に出来ます。

さあ、取らぬ狸の皮算用はどうなりますか。