昨年の春3月。
根を薄く抉り、薄鉢にも耐えられるようにして、植え替えた時のものです。
その後・・・
いい調子で動いてきたので、結構期待していたんです。
小品で出来た姫しゃらって、なかなかないものなんですね。
ところが・・・
真夏の8月になると、突然枯れました。
姫しゃらは暑いのは苦手なんですけど、まさか枯れるとは思いませんでした。
さすがに残念で、すぐにまた姫しゃらを手に入れました。
それからは、こっそりと作りこんでいたので、これが初掲載になります。
で、これがそれです。
一年間、こちらを正面として作ってきました。
赤い点から矢印の部分は、裏から回して接いで、芯を作っていたもの。
すでに活着して、外してあります。
そこで、問題なのがこのオレンジの部分。
根張りが良いのはいいんですが、ここが前に張り出し過ぎていて邪魔なんです。
そこで、やはり表裏を替えることにしました。
こちらが新正面です。
黄色い矢印はこちら側の芯です。
赤い矢印の枝は後ろ向きに付いていて使えないので、赤丸部分に回して接ぐことにします。
このように刻みを入れ・・・
嵌め込み・・・
仮釘で固定し、カットパスターで水の浸入を防ぎ完了です。
新正面から見るとこうです。
一応参考図を描くと・・・
このように。
今のところ、今年の夏は乗り越えられそうです。