土払いものの五葉あけびとK崎さんのローヤ柿 | 盆バカひこさんのとことん盆栽道楽
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唸るような樹形の五葉のあけびです。

今日師匠のところへいつものように出勤すると (といっても従業員じゃありませんが)、ありました。

何が?

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土払いものの樹が沢山と。(これ以外にも棚場に置いてありました)

土払いとは、趣味者が亡くなったり、やめたりで放出されるもののことです。

そういう方、あるいは遺族から師匠のところへ時々引き取りの依頼があるんです。

こういっては悪いですが、売りものになるものはあまりありません。

それでも、うちの師匠の偉いところは、よっぽどでもなければ遠方へも引き取りに行きます。

もちろん見なければ判断できないので、一応行ってみるということですが。

傍目から見ても、かわいそうにと思うこともよくあるんです。

今回はそれほどの遠距離ではなかったみたいですが、このあけびはその中にありました。

もちろん、私がこの樹を見て何を考えたかは、このブログによくお見えの方はご存知だと思います。

そうですね・・・・

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ここで取ったり・・・

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ここで取ったり・・・

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ここで取ったりすれば、どうにかなりそうかな?

ということです。

で、師匠から譲ってもらいました。

また取り木しなければならなくなって、春の仕事が増える一方です。

ところで、さっきの写真に写っているお二人のうち、しゃがんでいるのがK崎さんで、立っているのはAさんです。

そのK崎さんが持ってきたのが・・・・

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これです。

正確には、持ってきて叩いたのがこのローヤ柿ですね。

K崎さんも、ローヤ柿の叩きに興味を持ったらしく、仕入れたばかりの3本ともやってしまいました。

これに味を占めたら、もう戻れませんけどね。 真っ当な世界には。