昨晩掲載したこの本、盆栽小鉢のバイブルのようなものです。
斯く言う私も持っていませんでしたが、今回手に入れることができました。
今夜はその経緯を克明に掲載します。
昨日の朝、ホテルでの朝食を済ませてから、昼の集合までの時間を過ごすべく、フラワーマーケットに行くことにしました。
これが、その目的地の地下鉄駅「大安森林公園」です。
結構近代的であります。
この駅を上がって地上に出て、歩くこと100メートル程で・・・
ここに着きます。
翻訳すると、「建国休日花市」ですね。
台北駅からMRT(地下鉄)で南東方向に4駅目のところです。
高速道路の高架下を使って、土日に開かれる大規模な植物市になっています。
実はスゴイ規模でした。
こちら端から奥の終わりまで500メートルはあります。
ここのことは、天湖盆栽園を調べたときに知っていたので、冷やかし気分で行ったんです。
どうせショボイものを見せられるんだろうと・・・
で、この写真です。
黒熊男Hのことは置いておいて、左右にいるのが出店していた盆栽業者の人です。
あっちこっち行ったので正確ではありませんが、たぶんこの赤丸の名刺の御仁が、左側の人です。
鐘さんですかね。
肩書きが「管理組 組長」となっています。
ちょっとエライんです。なにせ組長ですから。
この鐘さんから先の本は譲ってもらいました。
本当は売り物ではなかったんだと思います。
精算場所のところに何気なく置いてあったのを、私が目ざとく見つけて値段を聞くと、不意を突かれた鐘さんは相当驚いていました。そして、どうしたらよかんべと、隣に出店していた黄色いポロシャツの若旦那に相談し、本の奥付(巻末にある発行元とか価格とかが書いてあるところ)を調べて、その値段なら売るというんです。提示された交換レートが実レートより悪かったので、ちょこっとだけ交渉して貰ってきたんです。
要するにほぼ新刊価格で買ってきたということですね。
この本は師匠のところにもあるし、見たけりゃいつでも見れますが、やはりこの世界に生きる以上、一冊持っておきたいところです。
そして、記念にと一緒に写真を撮ってもらいました。
盆栽に係わることであれば、こんな小さい出会いも大切にしたいんです。
ということで、この本にまつわる話はここまで。
その2では、青丸の名刺の周元鵬さんとのエピソードを書くことにします。