決して、「シュミレーション」じゃありません。
「シミュレーション」なんです。 ど~でもいいですが。(良くないけど)
今年の春の盆栽バスツアーで立ち寄った、小品盆栽を扱う名店「やまと園」で手に入れてきた五葉松です。
鉢はどうしようもないものですが、大きいから培養にはいいです。
さて、やっといじれるようになったので、今夜はこれを肴に・・・・
なにはともあれ、まずは葉を透かすところから。
これも芽数が多くて、葉を透かすのも一苦労でした。
それと、縦横にかけられた針金が食い込んでいるところも多いので、これも外しにかかります。
一部を残して針金を外しました。
株立ちっぽい樹形なんですね。
懐はこんな具合になっています。
さてどうしたものか・・・・
今日はいつもどおりネジロにいましたので、早速プロの意見を聞くために師匠に尋ねました。
すると・・・・
師匠曰く
「低いこの枝を残すようじゃまだまだだな!」(赤い線を入れた2本の低い枝のことです)
「この枝も取りだな!」(赤い線を入れた芯の元にある太い枝のことです)
「そうして全体をつぶすように小さく作れば良くなる!」
まあ、言わんとしている事はわかります。
ただ、私も小心者。
五葉松の枝を抜いたら元には戻らないという厳しい現実に、弱気なことは否めません。
そこで・・・・
師匠が落とせという芯際の強い枝を芯にしてしまい、全体をもう少しつぶしつつ株立ちを維持するという「逃げ」の代替案です。
私が師匠の提案どおりに枝を落とそうとしないのを見て、「あちゃ~!もう守りに入るの?」と厳しい一言。
いいんです。
何を言われようとも。
人生、守りも大切ですから。