ブログネタ:見栄を張って後悔したこと教えて?
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車屋さんのショールームで、車売りの少女を
していた時期がありました(かなりトウが立っていたケド)。
車屋さんには、いろいろな人が来店されます。
もちろん、モノを売っているお店はどこでもそうなのでしょうけれど
やっぱりちょっぴり違う。
家の次に高いもの、と言われた時期がありましたから
それ相応の覚悟をもった方が、まぁいらっしゃるのです。
その中で、忘れられないお客様がひとり・・・。
平日の昼間に、見事な毛並みのゴールデンレトリバーを連れて
来店されました。
犬を乗せたいから、ということで当時大変人気のあったわが社の
車をのぞきにきたというのです。
私も無類の犬好きなので妙に気が合い
車の話もそこそこにあれこれおしゃべりしておりました。
仕事ですからまず試乗車を試していただかなければなりませぬ。
あいにくご希望の車種がなかったので後日ご自宅に
お持ちする約束を取り付けました。
オカネモチが多く住むと言われているその界隈の一角に、
お客様の瀟洒な平屋が佇んでおりました。
試乗の前に、ご希望を盛り込んだ見積書をご覧頂くため
そのすっばらしい豪邸に招じ入れられたのですが・・・
壁という壁の一面が、「本」「本」「本」、本の山!!!!
見事な蔵書に目を見張りました。
たまらずご職業をおたずねすると、お客様はいたずらっぽく
片目をつぶり「ゴーストライター、だよ。」とおこたえになりました。
ええええええ!?
「子供の頃から本が好きで、ずっと読んでいたら
今度は書きたくなったんだよー。」
なるほど。
狐につままれたような顔をしていると
今度はこちらのことを聞かれました。
「君はおしゃべりが上手だけど、何かやっていたの?」
・・・褒められているんだかなんだかわかりませんが
お水をしていた、とは言えないので
演劇を少ししていたと返答。
すると幽霊先生、目を輝かせていわく
「じゃ戯曲、何が好き!?」
えーと、えーと・・それほど詳しくないのですが(焦)
苦しまぎれに「シェイクスピアです。【十二夜】が一番で・・・」と
蚊のなく声で答えました。
はたと気付くと・・・・・。
先生の背後に、シェイクスピア全集。
しまったーーーーーーーーっ。
「そうか、そうか。おもしろいよね。
僕はねー、【冬物語】が一番好きなんだよ。あれってさー・・・・。」
私がおしゃべり上手から聞き上手に転落したことは言うまでもありません。
今もひどいですがこの時代は無学無分別の上に
恐れ知らずもあってずいぶんいろいろやらかしておりました。
そうそう。
こんな話も。
これは、見栄とは少し違うのですが・・・
知ったかぶって失敗した話。
車のナンバープレートで、数字の部分が緑色に光るの
なんて言うかご存知ですか?
「じこう式ナンバー。」というそうです。
まだ入社間もない頃のこと。
上司に相談したことがありました。
私:お客様が「文字が光るナンバー」をご希望です。
上司:おお、「じこう式ナンバー」か。
私:あ、「自ら光る」で自光式、ですか?」
(上司、爆笑して悶絶。涙目でこたえていわく)
上司:・・・・字が光るから「字光式」だよ、ばかっ。
嗚呼・・・雉も鳴かずば撃たれまいに。。
以降、言動には気を付けるようにしていますが
矢傷が絶えませぬ。
お粗末さまでした。