翻訳は難しい | マニュアル課 翻訳室

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フリーランスで翻訳と翻訳レビューをやっています。
以前はマニュアルのテクニカルライティングもやっていましたが、今では翻訳専業です。

翻訳をメインの仕事にしてからまだ2年ほどしかたっていないが、今年はほとんど翻訳専業。そこで感じたことをひとつ。


翻訳は言い訳ができない!

なんと言っても、他人様の書いた文章を訳すわけだ。

へたな翻訳を出したら、書いた人に申し訳ない。

書いた人が翻訳文を読んで、「俺そんなこと言ってないよ~」となるのは避けたい。

だから、訳した文章が正しいかは何度もチェックする。

訳すだけではなく、いろいろと調べることがある。

訳した内容が正しいかどうか、使っている用語がおかしくないか、裏付けを取る必要がある。


ライティングの場合だと、取材をもとに自分で文章を書く。

正直、翻訳ほど細かいことまで気を付けない。

もちろん翻訳同様に、書いた文章は何度も推敲し、わかりやすくするように努力している。

ただ翻訳と違うのは、自分で書いた文章ではないという点だ。


いや~しんど。


翻訳は本当に難しくて、つらい。でも、面白い。

ライティングとは違う面白さがある。