将棋の里見女流3冠が女性初の奨励会の三段に昇段した。
里見さんは「出雲のイナズマ」の異名を誇り、女流棋士界の
天才と呼ばれている。
グラスラは11/23に倉敷でお会いしている。
今日の一般紙はもちろんスポーツ紙でも大きく報じられていた。
今日のスポーツ報知の社会面
毎日新聞の社会面
里見3冠の座右の銘とサイン(左)
奨励会では四段以上が「棋士」と呼ばれ、いわゆる「プロ」
「女流棋士」は女性だけの世界で「プロ」と呼ばれている。
要するにこの点は野球界と同じ。
野球で例えるなら、女性選手がNPBの球団の入団テストを
男子と全く同じ条件で受けて合格し、公式戦デビューすると
いうこと。
女性初のプロ棋士(四段)になる為には来年4月からの三段
リーグ戦で上位2人に入らなければならない。
年2回開催され、年齢制限もある。
一番の問題は女流棋士と奨励会の兼任。
三段リーグでは休会すれば不戦敗扱い。
今後は日程調整も重要なポイントとなる。
識者は「すぐには難しいが、将来的には可能性はある」と見て
いる。
谷川会長は「山の五合目でこれからが正念場」と言っている。
近い将来、将棋の名人戦の挑戦者に里見さんが名乗りを挙げる
日が来るかもしれない。