「困っているようだな………!!」










~前編のあらすじ~

就活の出だしの遅さに焦ったサイトウは、友達二人を呼んで自己分析を始めたのだった!!

しかし、サイトウには何をしていいやら。
(=゚ω゚)ほげほげ

そんな時!
突然聞こえた声の主とは!?
















「あ、あなたは……………?!」














「就活情報雑誌くん!!!」
┐( ´ー`〃)┌







「困った時は、教本に頼れって教わらなかったか?」
フッ┐( ´ー`〃)┌


おお………
(*´Д`)


「教本くーーーーーん!!!」
\(。♥Д♥。)/






さっそく、雑誌を開いてみると……、書いてあるわ書いてあるわ。いろんなことが。




「へぇー!こういう自己分析の方法があるんだなぁ!」











なるほど。。

自分の性格を振り返るだけじゃなくて、行きたい業界に自分の性格を結びつけることが大事なんだなぁー。
_φ( ̄ー ̄ )書き書き



これならなんとなく漠然としていた自己分析もまとまってきたぞ!

「ありがとう!教本くん!」



「ははは!お役に立てて何よりさ!でわ!もう時間だ!また困った時は僕を呼んでくれたまえ!シュワッチ!」



「ありがとう~!!!」





…………。


キャッキャ(*´∀`) (´∀`*)ウフフ

これで、俺たちの就活も完璧も同然………!?









「サイトウ君、君は自分のことがよくわかってるね。関心だよ。」

「いや。こんなこと当然のことですよ。」
(´ー`)

「何でも僕に頼ってください!来週までには、我が社がこの業界のトップに立つことでしょう!」

「素晴らしい!君には役員の椅子を用意しよう!」

「いやー、本当困っちゃうなぁ」
(●´ω`●)ゞエヘヘ



もわもわもわ~
(´∀`*)ウフフ








「さーて、今日は結構自己分析についてもわかったな!………ってもう2時だよ!」

「まぢか!?どおりで疲れたんだよー。もう、今日は終わっとくか!」



「そうだな!お疲れ!」


「おう、じゃーなぁー!」



「おやすみ!」
(*´Д`)ノシ











いやー、よかったよかった。
(๑^_^๑)










って。


あれ?















「俺たち、自己分析したっけ?」

iPhoneからの投稿
学校開催の就職活動ガイダンスは、僕のダラけた意識を叩き直すものだった。


「みんな、結構頑張ってるんだな………汗 それに比べて、俺は………。」








サイトウも、夏休み期間中に現実逃避して遊びまくったアホ学生の一人であった。


「就活? なにそれ、食べれるの?」











ぐわぁぁぁぁああああ
━━━(゚Д゚;)━━━!!!


なんて、アホな時間の使い方をしていたんだ俺は!

昨日までの自分に憎悪すら感じるよ…………!

どう痛めつけてやろう。この体………。




って、そんなこと考えてる場合じゃない!
(;゚Д゚)ハッ!



と、とにかく
今できることをやらねば………!!!




















「今から、うちで自己分析会やらん?」
℡(・д・)}~~~








というわけで、友達二人を集めて始めた自己分析会。

(*・Θ・*)ピヨッ











「そ、それで……お前ら、就活はどうなのよ。」
(;゚д゚;)










( ´ω`)(´ω` )








「いや、全然。」







「就活? なにそれ、食べれるの?」













バカヤローーーー!!!
(ノ;゚Д゚)ノ  ≡ ┻━┻))゚Д゚)・∵.ドガッ















( ̄ー ̄;)


「と、とりあえず。。。まず、エントリーシートなるものに書き出してみようではないか……。」







<<資格>>


なし……だな。






<<あなたの長所>>


なんかあったか?うーん、協調性?






<<自己PRを200文字で書いてください>>


え、えと。まず私は……………………
_φ( ̄ー ̄ )







……………………
_φ( ̄ー ̄ )








……………………
_φ( ̄ー ̄ ; )









ま、まったく書けない……………!!!
(;゚Д゚)(゚Д゚;(゚Д゚;)



お、俺たちの21年間とは一体なんだったのだ………!!!
_| ̄|○













♪暮れなずむ~まちの~光と~影のなか~♪


汗水たらして頑張ったー!

部活!


高校生活は酸いも甘いも詰まった青春でしたー!


始めてぶつかったー!

大学受験という壁!


投げ出しそうになりましたが、僕たちは常に前を向き続けていましたー!


大気圏を超えてその先にあったー!

キャンパスという名のパラダイス!


恋愛やバイト、時にはバカをした夜もありましたー!


♪愛するあなたへ~、贈る言葉~♪












ちくしょぉ。


チクショぉぉぉおおお!!!!!


すべてが輝かしい思い出ばかりだよぉ!!
(#)Д`;;)…












ってうぉぉぉぉぉいい!!!!!


回想に入ってる場合じゃない!

このままではまずい!!




この状況を打開しなければ……、でもどうすれば…………
( ; ゚д)ザワ(;゚д゚;)ザワ(д゚; )

















「困っているようだな………!」














……あなたは…………?!
(;゚Д゚)!



つ・づ・く

iPhoneからの投稿
人の話に聞く気がなくても、聞こえてしまうことはよくあることだ。







「ねぇねぇ、最近あたし、ちょーっ!かわいいと思うこと見つけたんだけど!!」

「えー、なになに、教えて教えて~!」

「あのねあのね、普通の苗字の後に、英語の人名つけんの、ちょーっ!かわいくない?!」

「えーと、うーん。。ちょーかわいー!」

「加藤ローサとかぁ、木村カエラみたいで、ちょーっ!かわいくない!?」

「あー!それ、ちょーかわいーんですけどぅ!」

「だかんね、だかんね!あたしのばあい。山本だかんね。山本リンダとかぁーー!」

「えー!なにそれ!ちょーかわいーんですけどぅ、でも何か聞いたことなくない??」

「タムちゃんの名前もあたし考えてあげるからー!」

「えー!ちょーうれしーんですけどぅ!やったぁ、かわいーのにしてー!」

「タムちゃんはー。うーんとねー。田村マーキュリーとかー!ちょーっ!かわいくない?!」

「えー!ちょーかわいー!でも何か規模大きくない?!」













人名じゃねーっす!

iPhoneからの投稿
「食費が月26000円?!」

(  Д ) ゚ ゚

「日用品は月15000円?!」






今月の出費は、ナンヤカンヤで90000円なり。







一人暮らしもようやく一年が経ち、料理も板についてきたころ。
ふと、自分の台所事情をまとめるために家計簿をつけたのですが、驚愕の金額が………。




だって、今月はどこかに遊びに行ったわけでもないし、飲み会がたくさんあったわけでもない。。


なのに、

なのに、なに。この金額!!!



きゃーーーーー!!!!!



普通に生活してるだけで、俺の体からこんなにお金がこぼれ落ちていたなんて!!!


これは、まずい。まずい。まずい。




ど、ど、ど、どうしましょ!







(;´_ゝ`)









そうだ。

節約しよう。







うん!

金は溢れるわけじゃないし、やるなら今あるお金を削らなきゃ!






そうと、決まればっ!




そうだなぁー。

やっぱり、節約するなら一番ネックになっている食費。



領収書を見ると、ハイボールやケーキ、ヨーグルトなどなど、副次的な食品が目立つ。。。




うーーん(-⸐-;;;;)


今まで気づかずに買っていたが、50%オフや、二割引はもちろん。ある時は、定価の場合も普通に買ってしまう。

この、スーパー割引マジックに、サイトウは、気づかぬうちにはまっていたのかもしれない。




俺は、奴らの術中にいたのか………!なんという失態。



もう、お前らの浅はかなトラップになんぞ、引っかかりはせんぞ!



はは、ははははははははぁ!!!







さて、次はっと。



日によって、その日に買う金額も違ってるなぁ。


でも、これよく見ると、おやつの時間や中途半端な時間に買い物に行った時にかなりの金額になってる。。


確かに、お腹が空く時間に買い物に行くと、全然関係ないものまで買っちゃうんだよなぁ。



よし、買い物は必要な時に、必要な金額だけ持って行こう!
これなら、無駄なものも買わなくて済むだろうし!!




……………。。。

こうして、サイトウの節約大作戦は着々と進行していったのだ。







わぁー!

なんだか、だんだん節約が楽しくなってきたぞぉ。


これから、いろんな節約に挑戦して、たくさんお金を浮かすぞぉぅ!






「えい!えい!おーー!!!」

キャッキャ(*´∀`) (´∀`*)キャッキャ














さて、サイトウはまだ気づいていないのだ。

彼が、ふと自分の財布事情が気になり出し、家計簿をつけ始めるほんの数十分前。






すっかり忘れていた翌日提出期限の学内レポートに追い詰められていたことを……………。

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理科学的には、快晴とは雲一つない、もしくは、雲が空の一割を占めている場合に、その気候を「快晴」と呼ぶらしいです。


そして今日は快晴。


秋の空は、本日も晴天なり!




ふぅぅうふ~~~~♪


うぃーーーはーーーー!!!


俺は、ご機嫌だぜぇ!!!









だけど、深い深呼吸の後で急に切なくなるんです。



三連休の最終日。











俺、別にどっか行く予定もないし……








フッ┐( ´ー`〃)┌









無念!なんという無念!


こんな快晴の休日に、自室から空を臨んでいるだけなんて!



しかも、その快晴の空も無造作に干された洗濯物のせいで全く見えない!








「はぁ………(ため息)」



しょうがないので、洗濯物を眺めることにしたサイトウ。





バスタオルよ。お前は、気持ち良さそうにその身をバタつかせているな。




まるで空に飛び立ちたいかのように。




(´ー`)





そうかそうか。
待っていろよ。
今、この忌まわしい洗濯バサミを取ってあげるからな。


ぱちんぱちん。








ありがとう、サイトウさん


「え、この声は?」


私ですよ、私。タオルです。


「タオル?君、喋ることができたのか?」


いいえ、直接あなたの心に話しかけているのです。

私の封印を解いてくれてありがとう。


「??!!!」


これで、私もやっと自由の空に飛び立つことができます。
あなたのおかげです。



ありがとう、ありがとう

さようならー。







「タオル!!…………こちらこそ、ありがとう!!君と過ごした時間は忘れない!君が拭いてくれた身体の感触も、僕にとっては…………すべてだったんだ!………ありがとう!そして、さようなら!君のことは忘れない!………さようなら!!」





さようなら、さようならーー。













三連休の最終日。

僕は、ちょっとしょっぱくて
そして、甘く、甘い体験をした……



「ほんの少し……大人になれたかな。」
(´ー`*)





「誰かのタオル、風で飛ばされてるわよ!」

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