菓子「白い恋人」の賞味期限改ざんが発覚した石屋製菓(札幌市)は25日、問題の原因や改善策をまとめた「改善報告書」を、北海道と札幌市に提出した。 同社の島田俊平社長は提出後、記者団に10月下旬をめどに生産を再開する方針を示した。 報告書では、問題の原因について「コンプライアンス(法令順守)意識や食品衛生法などに関する認識が欠如していた」と、会社の体質自体に問題があったと結論づけた。改善策としては、衛生管理マニュアルや、返品された商品の再出荷を禁じる規定を策定したほか、社員教育の充実などで再発防止を目指すとしている。