ますます盛り上がりを見せる、電車に乗ってやってくるライダー『仮面ライダー電王』。視聴率は8％以上で、欠品状態になっていた変身ベルトに続き、3月下旬に発売された玩具『DXデンライナーゴウカ』の売れ行きも好調だという。
そんな電王人気はロック界にも広がりを見せていた。老舗ハードロックバンドのボーカルが名セリフ「俺は最初からクライマックスだぜ！」を引用し、大喝采を浴びたのだ。
4月7日、初台DOORSにて老舗人気ハードロックバンド、アースシェイカーのライブが開催された。このバンドは結成から30年近くの歴史を持つ。デビュー当時からハードかつキャッチーな演奏と歌で人気を集め、「RADIO MAGIC」、「MORE」などがヒット。最近では、エースコックのCMにも出演＆楽曲提供している。
また、ボーカルのMARCYは作曲家としても活躍しており、アン・ルイスに提供した「天使よ、故郷を見よ」などのヒットで知られている。最近では、モー娘。関係の編曲も手がけている。この日のライブは3月から始まったツアーのファイナル。会場前にはファンの長蛇の列。会場には30代～40代を中心に、400人近いファンが入り、超満員であった。初期の名曲「TOKYO」でライブは始まったが、開始早々に電王のセリフが炸裂した。
ボーカルのMARCYが、「俺たちは、最初から最後までクライマックスだぜ！」と絶叫。
会場からは割れんばかりの大きな拍手が巻き起こった。バンドの活動も長いだけに、ファンも年齢層が高め。お子様と一緒に電王を観ているファンも多数おり、会場からは「電王のセリフだ…」という声も聞かれた。ひょっとすると、MARCYもお子様と一緒に観ていたのかもしれない。
ハードロック界まで巻き込んだ、電王の「快走」まだまだとどまるところを知らない。
