MONSTER 別巻 完全版 (10) (ビッグコミックススペシャル)
MONSTER 別巻 完全版 (10) (ビッグコミックススペシャル) 浦沢 直樹

小学館 2008-10
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 残念ながら画像がないんですが、浦沢直樹の「MONSTER」完全版 の別冊ということでファンには堪らない垂涎ものの1冊出ちまいました。今日、書店で見かけたときには驚きのあまり「なんじゃあ、こりゃあ!!」と叫びそうになりました。


 内容は〝絵本〟。読んだことがある人はこれで分かりますね?読んだことのない人に説明します。


 「MONSTER」 の中には数冊の〝絵本〟が登場します。ストーリー上、かなり重要なものなんです。これがかなり魅力的な話ばかり(そう思うのは危険なのかもしれませんが・・・)、寓意と悪意に満ち溢れています。まぁ、詳しく語り始めると止まらなくなるし、確実にネタバレするんでやめときます。


 収録作品は「なまえのないかいぶつ」エミル・シェーべ、「めのおおきなひと くちのおおきなひと」ヤコブ・パロウベック、「へいわのかみさま」クラウス・ポッペ、「めざめるかいぶつ」作者不詳。「めざめるかいぶつ」は原作には登場しません。副読本「もう一つのMONSTER」に収録されているものですね。あとフランツ・ボナパルタのラフスケッチ集(名義はヘルムート・フォスらしいです)、 「もう一つのMONSTER」 のエピローグ的な要素のある解説が掲載されています。


 表紙が「なまえのないかいぶつ」の絵本の表紙をホログラムにしたもので、かなりいい感じです。立体的な「かいぶつ」に感動です。画像がなくて申し訳。


 「なまえのないかいぶつ」は「MONSTER」最終巻 (完全版じゃない方、18巻)の初回限定の特典でついていたこともあったそうですが、残念ながら僕は持っていませんでした。ですから、この1冊は凄まじく嬉しい限りです。


 ここで「MONSTER」 について語ってもいいんですが、なんか面倒だし、少し眠いのでいつかまた。かなりよく出来た作品で、読み応えもあって、言うことなしの傑作です。ラストには賛否両論あるようですが、僕としては納得のラストシーンでした。ヨハンという存在がなんなのかはっきりしたような気がしました。未読の方はこの機会に是非。


 とにかくこの1冊はファン必帯モノに間違いありません!久々に「MONSTER」 読み直してみたくなりました。むしろ、完全版欲しい・・・。勢いで買ってしまいそうで恐い・・・。