エリザベス女王杯 新統一女王誕生 | リアルギャンブル競馬

エリザベス女王杯 新統一女王誕生

迷いに迷った。


さすがにこのレベルになると、どの馬にも好走の可能性があり、いざ決断となると取捨に苦しむ。


悩んだ末の結論は、新統一女王の誕生だ。



京都11R エリザベス女王杯


 ◎16.カワカミプリンセス

 ○11.ディアデラノビア

 ▲ 1.アサヒライジング

 △ 8.スイープトウショウ

 △13.サンレイジャスパー


◎はカワカミプリンセス。秋華賞ではオークス以来の休養明け、完調手前、4角で他馬と接触など幾多の不利を克服して完勝。時計もレコードに0.1秒足りない好時計で、世代レベルの高さをあらためて証明することとなった。2着3着のアサヒライジング、フサイチパンドラがそれぞれ完璧なレース内容だったこと、オークスの2着3着も両馬だったことから同世代での逆転は考えにくい。

また、デビュー以来逃げ、出遅れての追い込み、スローの中団差し、ハイペースの好位差しとあらゆる展開にも対応してきた能力は未だ底を見せていない。敗れるとすれば、後ろから並ぶ間もなく差される時か。


○はディアデラノビア。オールカマー、府中牝馬Sと連続3着。府中牝馬Sは乗りなれた岩田だったらと思わせる内容で、先行有利の展開を後方からクビ差まで詰め寄り、抜群の切れ味に翳りが無い事を証明。オールカマーは天皇賞・秋2着となったスウィフトカレントに先着、ここも勝ち馬にクビ差だった。重賞勝ちこそフローラSだけだが、エアメサイア、ラインクラフト、シーザリオ、ヤマニンシュクル、ダンスインザムードといったG1ホースと遜色ない戦いを繰り広げ、牡馬のG1馬ダイワメジャーとすら好勝負をした。仕上がり絶好の今回、メルボルンCで世界獲りを達成しこれまでにない勢いで臨む角居厩舎&岩田騎手。カワカミプリンセスを負かすなら、馬体を合わせず一気に差し切れるこの馬。


▲はアサヒライジング。桜花賞4着からオークス3着と距離延長で成績を上げ、今回この距離に全く不安は無い。アメリカンオークス2着後ぶっつけの秋華賞で2着とこの秋の成長も確か。驚きに値するのは、春のクラシック2戦のあと海外遠征、そして秋初戦の秋華賞、こなすだけでも大変な事と思うがこの成績を残した。恐ろしいほどの精神力、そして頑強な肉体がなくては無理な話。後ろに強烈な差し脚を持つ有力馬が多い中、先行して残れるのはこの馬。


△1番手はスイープトウショウ。この印は失礼なのは承知なのだが、今回はどうしても消えない不安がある。昨年と酷似したローテと結果で2連覇の期待も抱かせるし、天皇賞・秋からの臨戦は過去好成績なのも事実。ただ、昨年は秋初戦の毎日王冠から天皇賞・秋そしてエリザベスと460kg台の馬体重でほとんど変化がなく来ていたが、今年は前走で-12kgと変動が大きいことから、中1週のローテが昨年よりも過酷にならないか。明らかに昨年のできには無いとみる。


△2番手はサンレイジャスパー。好位から切れのいい差し脚を繰り出し、前走の府中牝馬Sではディアデラノビアに先着した。今年の充実振りは小倉記念、新潟記念と牡馬相手に好走していることからも明らかで、特に調教状態は2週続けて1番時計を出すなどまさに絶好調。乗り慣れた佐藤哲に戻るのも好材料で、上位に食い込む余地は十分ある。




この5頭で勝負してみようと思う。


馬券はもう少しオッズをみてから決めたい。決まったらまたUPします。



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