田中は、共産党の相談員とともに、大阪市某所の労働連合を訪れる。


そのとき、ちょうど安藤(仮名)という方を紹介される。


労連のなかのボス的存在である。



彼は田中の話を聞いてくれ、よし、それならば今日片をつけたるから、今から直接柳沢氏と話し合いをしに行こう。



安藤は直接、会社の電話番号に電話をかけるも柳沢が出なかったので、携帯番号を教えてと言ってきた。


田中は、柳沢直通の携帯電話番号を教え、安藤から掛けてもらう。



そして安藤や柳沢とアポを取り、そして田中を交えて3者で話をしに行くという。



柳沢が嘘を言わないかどうか、確認をしてもらうために田中にも来てほしいといった。



そして、田中は安藤の運転する車に乗り、そのまま車は夕方の環状線に向かった。



車のクラクションが戦闘開始のクラクションに聞こえた。



田中は労連の人がいれば大丈夫だ。柳沢に言いたいことを思いっきり言ってやろうと思っていた。



そして、30分弱で職場の近くのタイムパーキングに到着。



そして、田中は安藤をひきつれて堂々と、職場に乗り込んだ。



必ず労働交渉で片をつけてみせると思った。