9/11


アフガニスタンの子ども図書館、絵本の行方を案じています。

かつてシャンティ国際ボランティア会事務局長山本さんや、元アフガニスタン事務所長三宅さんのお話を伺ったことをきっかけに、私も僅かながら支援させていただいております。

こちら、ぜひお読みください。


【シャンティ国際ボランティア会/アフガニスタン】

子どもたちの手で育まれた「子ども図書館」|シャンティブログ 


☆SVA訪問記(東條) 




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9/12

「読み聞かせがツラい!」
…うんうん、子育て期はくったくただもんね(´-`).。oO
読み聞かせでもなんでも、親が苦痛を感じながら関わるのは逆効果。
無理にやらないで〜


…というか。
「逆効果」って書いたけど、そもそも効果ばかり気にしなくてよし。
子育てに関する情報は「効果」を思わせる見出しをつけたもの(雑誌やサイト)がどうしても多いのですが、それはあくまで読んでもらうためのフックです。

子を食べさせて遊ばせて、親子で一日元気に過ごせるだけでよし!
みんなよくやっています。えらい。✨🏋️


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9/12

「ぼくがいちばんしていたいのは、なにもしないでいることなんだ。」
…みたいな台詞(正確にはもうちょっと長い)に、子どもの思いを感じてしんみりしちゃうな。


□『プー横丁にたった家』(A.A.ミルン 作/石井桃子 訳 岩波書店) 


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9/13

☆『きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる?』(長瀬正子 文/momo 絵 ひだまり舎)

読み手となる子どもたちにやさしく問いかけながら、子どもの権利についてわかりやすく伝える絵本。
当事者が持つべき情報。
学校図書館などにも置くとよいと思う。
"人権"の話であり、幸せの話🍀 

ぬりえワークブックつき。


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9/18

〈姿カタチは、愛の深さには関係ないのです。〉
これは……たしかに!
私が輪廻の話と捉えた部分は、「多様な家族の形」と読みとることもできるのです。

絵本『わたしたち』(岩崎書店)翻訳家 星野由美さんによるすばらしい解説です。ぜひご一読ください。


仕掛けられた暗示、
"絵を読む"おもしろさ。


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9/19

ひとりで高幡不動の山に登って曼珠沙華をみてきました。すばらしかった。それはさておき
お寺の境内で開催されていた骨董市で、武井武雄が装丁した『ジャングルブック』(1928(昭和3)年 文藝春秋社発行)をゲット。
武井武雄ラバーの私、うう、嬉しすぎます…!





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9/21

🎑十五夜です。

月明かりの夜、わらわらと集まってくる子どもたち。
ある者は熊に背負われて、ある者はコウモリに導かれて。
そうして熟した真っ赤な木の実を、食べて食べて、食べつくしてしまうのです。こんな満月の夜に……


◇『まんげつのこどもたち』(軽部武宏作 イースト・プレス)


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9/23

🌖十七夜にあたる今夜は「立待月(たちまちづき)」が空に出ています。

いまこの瞬間も世界のどこかで誰かが、同じように月を見上げているのですね。

私を知らないその人に
会うことのないその人に
大きく手を振りたくなるような絵本です。


◇『きょうはそらにまるいつき』(荒井良二/偕成社) 


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9/24

十八夜🌖は居待月(いまちづき)。

〈海のなかには おどろくほどたくさんのくじらが 月にとどくほどたかくとびはね とびあがっています〉

◇『くじらの歌ごえ』(ダイアン・シェルダン作/ゲイリー・ブライズ絵/角野栄子訳 BL出版)


一生に一度でも、この美しさをこの目で見ることができたなら。


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そして、くじらの歌声を聞きたくなった時……
私はいつもこの仕掛け絵本を開いて、大海原で仲間と呼び合う彼らの、低い深いため息のような声に感じ入っていたのでした。


◇しかけ絵本『オーシャン』(A.J.ウッド、バレリー・デイビス文/モーリス・プレジャー絵/すぎもとえみ訳 大日本絵画)

(切れちゃった音入りしかけ絵本の電池、なかなか売っていなくてかなしい。。。)


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9/26

寝冷えすると「びーるすに やられて」風邪をひいたりお腹を壊しやすくなるから気をつけよう、という内容をやさしく伝える絵本。
「びーるす」(ウィルス)をやっつける免疫体が明らかにウルトラマンっぽいぞ…!

堀内誠一、最高です。

☆『ねびえ』(毛利子来 文/堀内誠一 絵 1975年 福音館書店)



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9/29

世界一おいしいスープを作る3匹。
ところが、あひるが普段とは違う役割をやると言い出して…?

叱った後に後悔したり、腹をくくって(あひるの)好きなようにさせる猫とリスの姿は、親そのもの。

絵に、文字に、登場人物の豊かな表情に…遊び心いっぱいの秋の絵本を召し上がれ♪


☆『かぼちゃスープ』(ヘレン・クーパー作/せなあいこ訳 アスラン書房) 


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〜絵本講座のお知らせ〜

学びの秋ですね。
絵本をもっと学びたい方、絵本に関することを何か始めようかな…と考えていらっしゃる方にお知らせします。

えほんやさん主催オンライン絵本講座🌟『絵本のちから 〜子どもの生きる力を育む』(11/13〜連続5回)が今秋も開催されます。
この度も講師を務めさせていただくことになりました。



「絵本」「子ども」に関わる皆さまのための、基本を押さえた骨太な講座内容となっております。
第1講から順に取り組んでいただくことで、基本的な知識、考え方が学べるプログラムです。
グループディスカッションや事前課題あり。

ぜひご一緒いたしましょう!



ご厚意により、都内こちらのお店の店頭にちらしを置いていただいております。
ご興味の皆さま、よろしければぜひお持ち帰りください。




(いずれも居心地のよいお店です。ぜひお運びください♪)


*講座についてのお問い合わせ、お申し込みはえほんやさん までお願いします。



絵本コーディネーター東條知美