☆夏休み応援企画☆

 

~はやくも読書感想文で追いつめられている子どもたちへ~

《①~⑨の書き出しでOK! 緊急用☆さっさと埋める感想文マニュアル》

 

 

※注意※

 

こちらで紹介する〈読書感想文のひとつのパターン〉は、 「宿題に出たけれど、何を書いたらよいのかわからず困っている」 とか 「毎年感想文の宿題が苦痛でたまらない」 と悩むお友だちのためのものです。

 

「ああ、早く書きたい」

「感想文の宿題、楽勝!」

 「賞を獲りにいきます」

「そんな風にしてまで書く必要はない」

 

…というみなさんは、ここに書かれていることは無視してください。


(きっちりしていないと気がすまない…という親御さんも読まないでね♡)

 

 

では始めます。

 


* * * 

 


 緊急用☆さっさと埋める感想文マニュアル》

 ①~⑨の書き出しでOK!

 


この作品を選んだ理由は、〜です。

(例:表紙の絵の○○なところが気に入ったから/○○さんの作品で『○○』を読んだことがあり、他のものも読んでみたいと思ったから/本のタイトルが○○○という理由で気になったから/○○さんにすすめられたから/課題図書の中で一番読みやすそうだったから)



②この物語の主人公○○(※主人公や登場人物の名前)と私(ぼく)の似ているところは、〜なところです。

(例:ちょっと気が強くて意地っ張りなところ/はずかしがりやなところ/食いしんぼうなところ/○○が好きなところ/○○がきらいなところ)

※1~3個くらいにしておこう。

 


③気になった場面は、〜です。

(例:気になった場面は、○○が~した時の場面です。)

※物語の最初の印象的なシーンをできるだけ短く紹介しよう。

 


④ここで私(ぼく)は、~と思いました。(~と感じました。)

なぜなら~だからです。

 


⑤次に印象に残ったのは、~の場面です。

 (例:その次に驚いたのは、○○が~した時の場面です。)

※次にあなたが驚いたり、感動したりした印象的なシーンをできるだけ短く紹介しよう。

 


⑥私(ぼく)だったら、〜なのになあと思いました。

(例:私でも同じような気持ちになるし、かなしくて泣いてしまうかもしれません。/ぼくだったら、怒ってもう二度と会いたくないと思うかもしれません。/私や私の仲間がこんな目に合ったら、父や母もきっと心配すると思います。)

 

 

私はこの本を読んで、〜についてはじめて真剣に考えるようになりました。

※本の主題(読んで伝わってきたメッセージ)と関係のありそうな言葉(※例にある言葉を参考に)を使いながら、ちょっと熱く語ってみよう。

あなたが実際に感じた10倍くらいの熱さでちょうどよいと思います。


(※例:命 / 生きるよろこび / 友情 / 愛 / あきらめない気持ち / つらい出来事をどう乗り越えるのか / 勇気 / 支え合うこと / 本当の幸せ ・・・これらの言葉から思い浮かぶ、社会のニュースや自分自身の体験について、思うままに語ってください。文章はうまくなくていい。熱く語って!)

 


これまでの私(ぼく)は、

(伝わってきたメッセージとは逆の、ちょっとダメな感じの性格や考え方)

だったけれど、

これからは、

(伝わってきたメッセージにそうような性格や考え方、行動)

な人間になろうと思います。


 ※その本を読む前と読んだ後で、あなたの心の中に起きた変化を語ろう。



⑨(最後の最後)

物語に出てくる登場人物のセリフや文章の中から、すごくいい!と思うものを引用しよう。

(例:「○○○○○○○」

この言葉を忘れずに、ぼくも成長していきたいと思います。

 

※よいんの残るかっこいい文章になります。

 

 

* * * 

 

 

☆みなさん、とりあえず上に書いた順番で原稿用紙を文字でうめてみてください。 

なんとかなりそうじゃないですか?

 

まずは何かひとつの構成(形)を真似る。

マネしましょう。

 

 

「読書感想文」はきらいになっても「読書」は嫌いにならないで!とみなさんに伝えたくて、この緊急マニュアルを作りました。

 

でも実際、
 

書く機会が多いほど、「あなた自身の言葉」も豊かに増え、どんどんみがかれていきます。

 

そうして育まれた言葉は、これからのみなさんの人生をより豊かにしてくれるのも本当です。


「伝えたいこと」を「自分の言葉」で表現できるようになる頃には、書くことが難しいことではなくなっているかもしれません。

これは私の実感です。

 

  

とりあえず

読書感想文の宿題を終えて肩の荷が降りたら、好きな本を好きなように読んでください。

面白い本があったら、ぜひ私にも教えてくださいね♪(ΦωΦ)📚


東條より