僕俺株式会社 お笑い広報です。せかせる焼肉屋はあきまへん!実家近くにうまい焼肉屋がおます。値段もそこそこなんやがうまい。カウンターだけのお店なんやが十人そこそこで満席になる。従業員はオーナーのおかまみたいなおっさんマスターと、それにネチネチと説教されるバイト二人。バイトは毎回ひとが違う。戸塚ヨ○トスクールなみの教育に耐えきれんのやね。ま、わしらが行ってビールでも出したったら機嫌よくなりよる。そこまではええんやが、客が混みだしたら煽ってきよる。どんだけわしらが短時間でよく飲み食いし、気前よく振る舞おうが、肉まだ焼けてへんのに勝手に持ち帰り袋を持ってきよる。最初はムカついてたが、まぁうまいし、予約の電話するときも元気よく「この前すいませんでしたね」とかゆうてきよるから煽られるのも慣れてきた。しかしその焼肉屋に三日連続いくことになって、わしも東京からわざわざいつもすいませんとか言われだしたので「煽り」がおさまるかと思ってたんやが、裏目にでて、なおも甘えてきて「煽り」がはじまった。
もう我慢できんようなって、寝れない夜中に思いだしてそのマスターをどつきまわすシミュレーションをしてみた。マスターは俺の膝蹴りでふらふらしながら土下座して謝ってる。ここで引いたらまた調子乗りよる。「なんでわしらを煽って帰らせようとすんねん!おまえんとこの肉食いたいんじゃボケ!」あまりにも執拗なわしの暴力に見兼ねてバイトらがマスターをかばう。おまえら毎日このおっさんにネチネチ言われて仕返ししたいんちゃうんか!なんだかわしだけ悪者にしよってもうこいつらみんな丸ごといてもうたる。マスターがいつもネチネチ言いながら切ってる肉の包丁でバイトのやつを刺す。通報は早いもんで、気が付いたらバトカーが三台も店の前についてる。もうあかん。バイト刺してもうたしマスターもどついてもうた。客らも悲鳴あげて騒いでる中で、いちいち「あんた将来ある子やねんからもうやめとき」とかしゃしゃり出てくるスウェットのおばはんまで刺してもた。横たわってるマスターの横にピストルがあり、こいつこんなんまで用意しやがってと奪い取り、はずみでマスターのコメカミ撃ってもた。お前がいつも客に出してる牛のコメカミより新鮮かい?わしの精神はもう枯れ朽ちてる。店外の警察らが説得を続けてるが、もう店内にはわししか生きてない。シャッターも全部下ろしてもうてるから店内の様子はさぞ心配なことやろう。うまい肉を食うてる最中に煽られた客の気持ちが分かるやつはもういない。因果応報じゃ!人質全員死んでると分かると警察の強行突入もミエミエなので、まだ生きてるとゆう芝居をしながら、これからうまいうまいゆうて食うはずやった上ハラミとテッチャンを焼いた。これが最後の飯か。なんでこんなことになってしもたんや。つまらんシミュレーションを終えた夜、連続四日目のその焼肉屋のマスターの無事な顔を見たくて、予約電話を入れたら満席で断られて、やっぱりムカついた。

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