昨日、池袋西口を自転車で爆走(笑)してたら、焼き肉大手チェーンの練馬店で少し話す仲の従業員の兄ちゃんが通った。

なんやら会社のえらいさんらしきおっさんら二人くらいと一緒に歩いてたんだけど、爆走している俺の顔を覚えていたらしく、目が合ったので、?と思い止まって見たら、俺もなんとなく誰か思い出した。

あだ名では言えるが苗字は覚えていないという関係だけど、なんだか同じ大阪というのもあったり、すごく礼儀正しいがぼけやつっこみもしてくれる、いい兄ちゃん(俺よりいくつか年が下だったような)だった。

そういえば、そのチェーンが池袋西口にできていたのは知っていたんだけど、特にいったこともなかった。

「また来てくださいよ~」って言ってくれたので、そうするとすぐにでも行ってあげたくなる俺は、家で仕事が一段落してからいつもの板橋の居酒屋でうまい刺身と、いつもの手羽先で生すだちサワーを勢いよく飲み、やはり気になっていたので、その焼肉屋に向かった。

ま、その兄ちゃんがそこに常時いるわけもないと思っていたので、一応来ましたよという意味の名刺だけそこに置いて帰った。

で、そろそろ酒が覚めてきたときにいろいろ考えていたんだが、この出会いって結構いいよね、と思った。

別にフランチャイズの営業支援や加盟店開拓代行をして、その焼肉チェーンを相手に銭儲けしようとしているわけでもない。

もちろんいろんな情報交換程度に教えてくれさえすればありがたいが、特にそーゆーことを狙ったわけでもない。

大阪から出てきて、ほんとに不安でいっぱいの東京での生活がやっと安定してきて、すごい腹のすわった男に変身していたんだ。

西池袋店で聞いた時も、どうやら関東圏のその焼肉チェーンの責任者だというんだ。

おそろしいほど人を引き付けるオーラにすごく感動した。

人に対するイメージってのは、誰が見てもだいたい同じようなイメージができあがるだろうし、それを崩すのも他の誰でもない自分なのだ。

そういったイメージを、イメージというか人間性かな、維持して一生懸命会社組織で長に立つというつらい努力は本人にしかわからないだろう。

特に個人的に飲みに行ったりする仲でもないが、そんな人の成長過程をみているとみんな勇気が湧いてくるだろうし、よっしゃ俺も頑張ろうという気にもならされるだろう。

情熱的に話す人間が涙もろかったり、強い訴えを目で表現するあまりに、うっすら瞳が濡れてたりすることがある。

そんな人間は結構好きだ。

だけど、感情移入をしているだけで、その時の瞬時のモチベーションや熱意で目が潤っていても、あげすぎたモチベーションの急降下が原因で一気にその人間の人格を疑わざるを得ない結果になる者もかなり多くいる。

焼肉チェーンのえらい兄ちゃんは、芯の通った男だから今も腹がすわったオーラがでてくるし、閉鎖的な汚いチェーン本部の悪い部分さえ吸収しなければ、今後もどんどん成長していくだろう。

そんな彼を俺はあだ名で、「シン」と呼んでいる。


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