喪と自粛 | 「僕の頭の中」 on Ameblo

喪と自粛

僕が考えたことは震災直後に本チャンブログに
エントリーしたので

とりあえず今の時点で分かったこと&考えたこと


もうカキコすることはないなぁ・・・・とおもってたんですが
どうも変な感じがする風潮が気になってしまった


「自粛ムードやめよう」閣僚から発言相次ぐ

震災直後から多くの人達が「不謹慎&自粛」的な同調圧力に
異を唱えていて、先週あたりから雑誌のコラムでも
有名人の方々や文化人の方々が「自粛の自粛!!」を唱えている。

でもこの多くの人達が「自粛をしている」という見立て


確かにあの凄まじい「買占め」の流れをみちゃうと
同調圧力ってあるのかなぁー・・・・とも思うけど
ほんとに多くの人々が「自粛」という心持で消費を控えているのだろうか??

どうも僕が感じている空気とは違っている。
繰り返しになってしまうけれど
周りを見渡し見渡し恐る恐るで「自粛」している人々もいるかもしれない。
でもそうではなく「喪」の感覚でもって
自らの生活の新しい有り様を模索している人々の方が多いのではないだろうか?

僕が「自粛の自粛」といった言説に非常に違和感を感じるのは
その言いようが(ちょっと極端だけれど)何事もなかったかのように
3.11の前の生活に戻れ&消費をしろといっているかのように聞こえるからだ。


エッ??? そんなのどう考えてもおかしいんじゃないの


自粛じゃなくて消費行動の「質」が変わりつつあるってことなんじゃないの??


だから求められているものもおのずと違ってきてるんじゃないの??



消費をするならそれは3.11以前のような消費ではなく
(変な言葉だけど)「喪の消費」にしたい。
でもそれにみあった商品が極めて少ないから
経済が回ってないだけなんじゃないの??


僕はこの3週間ほど喪の仕事としてのある作業をしていました。
それをおとどけするのはもうちょっとだけ先になりますが
ゼヒそれに触れていただけたら嬉しいです。